溝蕎麦

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ミゾソバ
  K-5IIs with DA ☆50-135mm F2.8 ED SDM 2014.10 東京都日野市
ミゾソバ
  K-5IIs with D FA MACRO 100mm F2.8 WR  2014.10  東京都日野市
ミゾソバ
    K-5IIs with D FA MACRO 100mm F2.8 WR  2014.10  東京都日野市

ミゾソバ、タデ科。溝などの水辺に生えていて、花と葉が蕎麦に似ているからついた名前。

普通の小さな花だけど、日野市の浅川近辺、地名でいうと日野市石田あたりに咲くこの花(の先祖)には、ちょっとした歴史がある。

それは、のちに新撰組副長となる土方歳三が若かりし頃に売り歩いていたという土方家に伝わる「石田散薬」。この「石田散薬」の原料がミゾソバ。

「石田散薬」は熱燗の日本酒で飲むと、骨折、切り傷、打ち身、捻挫に効くという薬だったが、戦後の薬事法改正に伴い製造が中止されてしまった。

日野市郷土資料館では、ミゾソバの採集から石田散薬の完成までを体験できる学習会が開催されたこともあるようだ。

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