昭和記念公園の菖蒲田で花菖蒲が咲き始めた。
寒い頃はこの噴水を見てもまったく何の関心もなかったけど・・・
暑くなるとなんだか撮りたくなる(笑)
だったら、もっといろいろと撮ればいいんだけど、この日の目的は花木園菖蒲田。
花木園菖蒲田は立川口から15分ほど歩いたところにある。
上写真のようにまだ花菖蒲は咲き始めたばかりなので、それほど人は多くない。
たくさんは咲いていないけど、それなりの感じに撮れるぐらいは咲き始めていた。
花菖蒲は野花菖蒲を原種に品種改良された国産の園芸植物。
葉が菖蒲湯に入れる菖蒲に似ていて、きれいな花が咲くので花菖蒲。
アヤメは乾燥地を好むがカキツバタや花菖蒲は湿地を好む。なんだかここは
水田のようだけど・・・
花菖蒲の特徴はなんといっても花びらの根元の黄色い模様。
黄色い花菖蒲の根元がどうなっているのか確認したかったのだけど遠いとこで咲いていた。
黄色い花菖蒲は黄花菖蒲とはちょっと違う。しかも黄花菖蒲は西アジアからヨーロッパ原産で
要注意外来生物(生態系被害防止外来種)に指定されている。
上の写真と下の写真を見比べると明らかに花の感じが違うが、花菖蒲は栽培の歴史が
500年ぐらいあって、5000種類ぐらいの品種があるそうだ。
花の系列は江戸系、肥後系、伊勢系、長井古種があるそうだ。
江戸、肥後、伊勢って古典菊と同じだ。
一通り写真と撮った後で見つけた立て看板。
この花木園菖蒲田ではこの看板のように系統別に植えられているようなので、
次に行った時はこの系統を意識して写真を撮ってみたいと思う。