高幡不動尊のちょっと変わった一面のご紹介
いわゆるお不動さんというと、不動明王像、山門、不動堂、社殿やそれにまつわる史跡、文化財などがあるのはイメージできるけど、ちょっと趣の違う建造物がこの豊泉寮
どのような経緯でここにあるかよくわからないけど、八王子の豪商、豊泉吉兵衛翁とかつ子夫人から寄進された建物で、高幡不動尊境内の一番奥にある。主に茶席「緑豊軒」「汲泉亭」として利用されているらしいが、普段は一般には非公開だから知らない人も多いと思う
ただし「あじさい祭り」の期間中だけ一般にも公開されている。たまたま私が行った時も公開されていて、近くには何度も行っているが柵が閉めらているので中に入れたのは初めて
入口付近の庭園には「ききょう」と「ニッコウキスゲ」が咲いていた
こうやって花の名前を書いてくれていると、花知らずの私にもわかり易くて助かるなぁ
昔懐かし感じの日本家屋で、薄茶に羊羹が付く薄茶接待(有料)があったが、それは遠慮して写真だけ撮らせてもらった
上左写真の庭園に写っている池が「心字池」、右が茶室。
お不動さんにお参りに来たというよりも、庭園がきれいなお寺に来て、縁側に座ってお庭を見ながらお茶を一服という雰囲気
よく考えると不動堂や山門など、そもそもこのお不動さんにあるものをちゃんと紹介していなかったような・・・
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