以前から1度行ってみたいと思っていた神代植物公園に行ってみた。
正門を入ったすぐ横で開催されていたミニバラ盆栽展。ミニバラの盆栽ってなかなかオシャレでいい。あまり部屋に花を飾ろうと思うことはない(スペースもない)が、こういうのは部屋に置きたいと思った。
ダリア園ではダリアがたくさん咲いていた。その中の1つ「熱球」という名前がついた品種のダリア。
見た感じがまるでポンポン菊。ダリアもキク科だけどね。
そしてバラ園ではたくさんの秋のバラが咲いていた。
その中の1つ「クリスチャン・ディオール」という名前のついたバラ。
名前の通り、クリスチャン・ディオールにちなんで付けられた名前だそうだが、典型的なバラの花のイメージ。
ダリアとバラはまた別の記事にして、今回は大温室の中について。
ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)、バショウ(芭蕉)科。とてもユニークな形をした花。
極楽鳥(別名フウチョウ)に似ているからついた名前。でもこの鳥がどんな姿なのかイメージできず、「へ~ぇ、そうなんだ」という感じ。
サガリバナ、サガリバナ科。本当は木の枝で咲いているんだけど、この花はこうして散って水面に浮いている状態も鑑賞できる。
この花は、西表島のマングローブの川で見たけど、こんなにきれいではなかった。やはり自然の中と温室の中は環境が違うんだね。思わず「温室育ち」という言葉が頭に浮かぶ
実は大温室の建物全体の写真を撮り忘れたので、これで代用。
熱帯のスイレン、マーガレットランディグ。
さすがは熱帯のスイレン。日本のスイレンとは違って鮮やか
球根ベゴニア。なんだかすごくたくさんの品種が育てられていた。
特に気に入ったのは下の花。刺身盛りなんかと一緒に飾りとして出されるニンジンで作った花のようだ(例えが良くないか・・・)。
ベゴニアってシュウカイドウ科なんだね。秋海棠はこの時期散歩道でもよく見かける。
温室の中でカトレア展が開催されていた。これが「優秀賞」のカトレア。
ランの女王と呼ばれるだけあってたくさんのカトレアが飾られていた(下の4枚のうちの上2枚)。
4枚のうちの下2枚はカトレアと同じラン科のバンダ(Vanda)という花。ラン科の花って熱帯らしい感じがするが、よ~く見ているとちょっと不気味
当たり前な話だけど、温室の植物は普段散歩道で見かけることがなく、まったくなじみがない。
そのためか大温室を出て深大寺の方へ向かうこの道は、すごく気持ちが落ち着く感じがした。
これが深大寺に通じる深大寺門。
神代植物公園にとっては裏門になるわけだけど、なんだか正門より趣がある。
ずっと神代植物園だと思っていたけど、この日初めて神代植物公園が正式な名前であることを知った。同じコトが多摩動物公園(多摩動物園)にも言える。
神代植物公園へは、京王線調布駅からバスに乗って15分程度。「深大寺そば」で有名(?)な深大寺とは深大寺門でつながっている。
今朝の東京はこの秋一番の冷え込み。我が家では昨晩初めてファンヒーターをつけた。灯油は昨シーズンの残りだけど、特に変な匂いもせず問題なく使えてよかった。まるまる1缶残っていたからね