この週末はまさに秋晴れという天気だった
高幡不動尊は菊まつりと七五三参りで参拝者が大勢
先週は空いている場所もあったが、今週はもうしっかりと展示がされていた。
この花びらが管状になって放射状に伸びた管物っていう菊はなんだか不思議な花だ・・・
第一回の品評会があったようで、入賞した花にはいろいろな札がついている
これは一文字菊の「優等首席」で八王子市長賞。一文字菊は大きな一重の花びらが特徴的で、その形から「御紋章菊」とも言われる。
賞をとった上の菊と同じなのかどうかはわからないが、写真を撮った日とは別に日に菊を丁寧に手入れしている光景を見かけた。
こうやって花びらの中にピンセットをつかって綿を丸めたものを置いて形を整えているようだ。
これは花びらがこんもりと盛り上がった厚物の「優等首席」で内閣総理大臣賞。
そしてこれは上の厚物で下の花びらが走るように長く垂れ下がった厚走りの「1等1席」、賞の等級の違いはわからない
正直なところ、私には賞の等級に関係なくどれもきれいに手入れされた見事な菊の花としか見えない。まあ観賞する人としてはそれでいいと思うけど
菊まつりの展示から少し離れたところ。これは高幡不動尊の境内付近で一番先に咲くツバキ科のサザンカ(山茶花)。毎年同じことを書いているけど、まだ焚き火の季節にはちょっと早い
なんか鳥が飛び回っているなぁと思ったらメジロだった。もう少し写真写りがいい場所にとまってくれ~
花の中にグィッと首を突っ込んで蜜を吸っていた。
五重塔そばでいち早く色づいているモミジ。でも色づいているのはこの1、2本だけ
あとはまだこんな程度、立川の昭和記念公園のモミジとはずいぶん色づきが違うなぁ
いま境内で一番目きれいなのは菊の花でも色づきはじめたモミジでもなく、髪をきれいに結って、かわいい着物を着た七五三参りの女の子だ
お父さんきれいに撮ってね なんて言っているのだろうか。かわいいなぁ
娘の写真を撮るお父さんには、きれいな菊の花も単なる背景としか見えていなかっただろうなぁ
かわいい娘も、もう少し経ったら一緒にお風呂に入らなくなるどころか、なかなか言うことも聞いてくれなくなるんだけどね。そんなこといまから考えていたら、お父さんなんてやってらんない。というわけでお父さんにとっては「悲喜こもごも」の七五三であった。そんなわけないか・・・
悲喜こもごも
喜びと悲しみを1人の人間が代わる代わる味わうこと。喜ぶ人と悲しむ人が入り乱れるという意味ではない。
私は勘違いしていました