久しぶりに新宿御苑に行ってみた。都心はソメイヨシノの見頃から1週間ほど経過しているけど新宿御苑にはいろいろな品種の桜があってまだしっかりお花見ができる。
桜の花びらがたくさん浮いた水面に映る桜の姿がまた最高にきれいだった。
上写真の池の向こう側にある白い桜は、この太白(タイハク)という品種。
桜ってなんか丸く花が固まって咲くね。
日本では一度絶滅してイギリスから逆輸入された品種なんだそうだ。
池の反対側から1枚目の場所を見たところ。枝垂れ桜は風情があっていい。
これは江戸(エド)という品種の桜。
なんだか高島屋の買い物袋を思い出す。あれはバラだけど・・・
荒川堤から広まったとされ、外側の花びらがやや濃い色になるのが特徴なんだそうだ。
これは山桜。こうしてみると山桜って思っていたより色が白いね。
園内が桜色に染まっている中で一人山吹色でがんばっているヤマブキ。どうでもいいことだけどヤマブキもサクラも同じバラ科。
新宿御苑はこういう池のある庭園の風景が都会にいることを忘れさせてくれる。
でも、見上げると新宿の高層ビル群がすぐそば。モード学園のコクーンタワー(203.65m)も見える。
桜の木の下はお花見の人が一杯。
代々木のドコモタワー(NTTドコモ代々木ビル)、239.8m。でもドコモの本社ビルではない。
右側から怪しい雲が接近中、このあとだんだんと曇り空の写真になる。
緑の中で一際目立つ山桜。この時期に山に登ると斜面のところどころにパッっとこういう山桜が咲いているのが見えて、疲れを癒してくれる。
だんだん雲ってきて景色がしっとりとしてきた。そんな時は柳の木がぴったり。
これはウコン(鬱金)という桜の栽培品種。
うっすらとピンク色しているけどつぼみと散り際になるとピンク色になるそうで、数百品種ある桜の中で唯一、黄色の花を咲かせる珍しい桜なんだそうだ。
ウコンといえば、香辛料や生薬のウコンを思い浮かべるけど、そちらはショウガ科の多年草の根。
この日、東京は最高気温が25℃を越えて暑いぐらいのお花日和だったのに、このあと雨がポツリポツリ
特に花見の時期に限ったことではなかったと思うけど、新宿御苑はアルコール類の持ち込みは禁止。
静かに一杯やっている人も少なくなかったけれど、飲めや歌えの騒ぎはまったくなく、子供達がバトミントンしたり走り回ったりと、すごく健康的なお花見風景だった