千葉からの帰りは、首都高速の渋滞回避のため、東京湾アクアラインを利用した
東京湾アクアラインは1997年12月18日開通の神奈川県川崎市から、東京湾を横断して千葉県木更津市へ至る高速道路
東京湾アクアラインとその接続道路である東京湾アクアライン連絡道は国道409号線になっている。ここも400番台の国道、いろいろあるね400番台の国道は
川崎側の9.6km が「アクアトンネル」と呼ばれる海底トンネル、木更津側の4.4km が「アクアブリッジ」と呼ばれる海上橋になっていて、その境目の人工島にあるパーキングエリアを海ほたるパーキングエリアと呼ぶ
(下写真左)マザー牧場から望遠で撮ったアクアライン。ちょっと小さいけど海上に伸びる白い橋と海ほたるの建物が見える
(上写真右)海の上を通る橋だけあって、天気がいいと、とても気分が良い。この時は紅葉を撮るために運転を代わってもらっていたので、珍しくこういう写真が撮れたいつも運転してもらえればもっとこんな写真が撮れるのだけどそうは問屋が卸さない
名前の由来は、一般公募で「海上に浮かぶ光」ということで「海ほたる」となり、同名の生物(ウミホタル)をキャラクター(海ほたるくん、海ほたるちゃん)として使っている
(上写真)でも昼間に見た感じは海上に浮かぶ船って感じ
この海ほたるの正式名称は「木更津人工島」というそうで、住居表示もちゃんとあって千葉県木更津市中島地先、もしくは千葉県木更津市中島5km先。 5km先?なかなか面白い住所だ
(下写真)いま走ってきた千葉県側を見ると、いま渡ってきた橋が見える。この魚の頭だけのモニュメント(イス?)は何だい
(下写真)反対側のいまから進む神奈川県側を見ると、これから先は海底トンネルなので見た目は単なる海ちょっと先に見える白い塔は、風の塔と呼ばれる人工島で、海底トンネルの換気塔施設になっている
(上写真左)巨大なおろし金みたいなのが、海底トンネルの掘削に使用した実物大のカッターフェイスのモニュメント
(下写真)海ほたるの内部の様子。パーキングエリアというより、ショッピングモールの建物って感じ。海ほたるの施設など詳細情報はここ
こんなに大規模なのにサービスエリアではなくパーキングエリア。ガソリンスタンドがないからかなぁ?と思って調べてみるとサービスエリア(SA)は、一般的にはパーキングエリア (PA) よりも規模が大きいが、実は明確な規定はないらしい
この東京湾アクアラインは首都高速道路湾岸線などの混雑回避のため、総事業費約1兆4,409億円、1987年7月から1997年12月まで約10年かけて建設されたが、実際にはガラガラ、しっかり利用されている道路という感じはない
南房総の観光をはじめとした地域振興には役だっているかも
計画時の推定交通量が供用時で25,000台/日、それが20年後に53,000台/日の予想だったが、10年たった現在の実際の交通量が22,094台/日(2008年5月)とのこと、やっぱり数値的にも使われていない(Wikipediaより)
そりゃあ~そうだよ、だって高いんだもん
行きにも、アクアラインを利用するかどうかを悩んだのは、やっぱり高速代(片道3000円 ETC割引で2320円)が大きい。我が家のそばにある中央道国立府中Iから木更津まで向かう場合の料金(ETC割引は考慮しない)と距離と所用時間はだいたい以下のようになる
①昔ながらの東京縦断コース(紫色):わざわざ混雑する東京の真ん中(霞ヶ関)を通過
中央道⇒首都高⇒京葉道路⇒館山自動車道
計2950円、距離116Km 所用時間 1時間45分(ドラぷらより)
②高速だけを使ってアクアラインを利用する場合(赤色):霞ヶ関まで行ってから川崎まで戻る
中央道⇒首都高⇒アクアライン⇒館山自動車道
計5000円 距離88Km 所要時間 1時間21分(ドラぷらより)
③一般道路で川崎の浮島まで行ってアクアライン使う場合(黄色):最短だけど混雑する府中街道をまったりと川崎まで行く
アクアライン⇒館山自動車道
計3700円 距離約80Km 所用時間はたぶん2時間ぐらい(MapFanWebと普段の経験より)
当然首都高速の渋滞っていうのも考慮しなければならないけど、どうするか微妙に悩むところ・・・
今回は行きが①紫色で帰りは③黄色を通ったことになる
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