ひさしぶりに新宿御苑を散策。新宿御苑は江戸時代に信州高遠藩内藤家の屋敷があった場所。
きれいな庭園の風景、遠くに高層ビルが見えるところが新宿御苑らしい。
池の手前に見えているのはキカラスウリ(黄烏瓜)、ウリ科だろうか。
葉がてかてかしているので、カラスウリではなくて、キカラスウリだと思う。実が成ってくれると、実がオレンジ色のカラスウリと黄色っぽいキカラスウリの違いがはっきりするんだろうけど。
いまは新宿御苑もあじさいの時期。あちらこちらできれいに咲いていた。
残念なことに、バラ園のバラはもう終わりかけ。アップでは撮れない
バラの写真も背景にドコモのビルを入れると新宿御苑らしくなる。
プラタナス並木。これも新宿御苑の見所。
いまはまだ葉が青々と茂っているが秋には雰囲気の良い並木になる。
プラタナスってちょっと変わった幹だよね。キリンみたいだ・・・
これはアメリカデイゴ、マメ科。南アメリカ原産で江戸時代に末期に渡来したそうなので、ひょっとして内藤家の江戸屋敷だったころからずっとこのあたりで育ってるのかもしれない。
鹿児島県の県木、アルゼンチンとウルグアイの国花になっている。あれ、木?花?
サンゴシトウ(珊瑚刺桐)、マメ科。上のアメリカデイゴと少し似ているが、アメリカデイゴとエリスリナ・ヘルバケアとの交配種なんだそうだ。
ところでエリスリナ・ヘルバケアってどんな花なんだろう?
この花、秋になると真っ赤な実がなるナンテン(南天)の花、メギ科。
ナンテンが庭木などによく植えられているため、この時期、散歩していると結構この花を見かける。
いつも変わった建物だなぁと見ている旧御涼亭。台湾閣ともよばれ、昭和2年(1927年)に皇太子(後の昭和天皇)ご成婚記念として、台湾在住邦人の有志から贈られた中国南方のビン南建築様式の建物。
昭和20年の空襲で園内の建物がほぼ焼失しがた、この建物は焼け残ったそうだ。