自宅付近は田んぼが多く、セミが鳴くような木があまりないため、この夏はまだセミの鳴き声をほとんど聞いていなかった
あじさい祭りも終わったので、のんびりと人のいない高幡不動の山内を散歩していたら、セミが鳴いていたセミしぐれという程ではない
ここは山あじさいがたくさん見られる山内の小道を境内の奥の方に進んだところ、下の方には境内の一番奥の方にある大日堂(上写真左)が見え、坂道と階段を降りるとお地蔵さんがあった(上写真右)
山内から大日堂を見ながら聞くセミの声
それほどすごいセミの声ではないので音量は大きめで
坂を降りてお地蔵さんを見ながら聞くセミの声
この6体のお地蔵さんには、それぞれ地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天が刻まれていた。これらは仏教の六道なので、たぶんこのお地蔵さんは日本各地で見られる六地蔵だと思われる
お地蔵さんにお参りしたあと、木々が生い茂って薄暗く涼を感じる大日堂横(下写真左)を通って大日堂の正面(下写真右)に回ったところ
この大日堂には大日如来像が安置され鳴り龍天井がある
静寂の中、セミの声だけが聞こえる夏の高幡不動尊でした
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