先日の上海出張に行った時の続きで、今回は帰国の時の乗り物が中心。
行って初めて知ったんだが、上海は東京以上と言えるぐらい地下鉄網が発達していて雑誌にはさまっていた路線図を見ると1号~11号線まで開通している。これはその地下鉄の入り口。
私はこの色(明るい紫)を見て勝手に(会話できないので心の中で)半蔵門線と呼んでいた
キップは画面で路線と駅を選ぶ結構便利な自動販売機で買える。日本だとこのお札は自販機で絶対に使えないよなぁと思うボロボロのお札でもちゃんと認識するのはすごいのか、すごくないのかよくわからない。
この地下鉄駅の改札には空港の保安場のようなX線の荷物検査機が置いてあって、その機械に荷物を通す。朝のかなり混雑している通勤時間帯に通った時は係員が2人いて大きめのバッグを持っている人だけに機械を通すように指示していた。
帰国の日は朝早い時間で係員が1人しかいなかったので、私に荷物をベルトコンベアに置く指示をして機械の裏側の映像を見に行った時には、私の荷物は機械を通過していた。それでも特に問題なし(笑)
これが車内(連結部分)。日本の地下鉄よりも車両の幅が広いように感じた。
シートはちょっと硬い樹脂製。メンテしやすそうだけど座り心地は良くない。日本でも昔どこかの地下鉄がこういう硬いシートだったような記憶がある。どこだったかな・・・
中国語に続いて英語の車内アナウンスがあるが、日本のように声が変わらず同じ声なので普通に聞いていると全部中国語に聞こえる。まあ英語もよくわかっていないので聞いても同じだけど
上海浦東国際空港までは10号線に乗って途中で2号線に乗り換えなければならないので、いまどこの駅に向かっているか表示されるのはありがたい。でもこの表示板は2号線の車両にはなかった
地下鉄を乗り継いで空港まで1時間半ぐらいかかるが運賃は8元(約100円)、安い。でも今回は観光ゼロのかわりに話のネタ(ブログのネタ?)に地下鉄よりかなり高いリニアモーターカーに途中で乗り換える。
地下鉄は自動券売機だったが、リニアは有人の窓口。航空券を見せると片道50元が40元になるらしいので、A4紙に印刷したeチケットを見せ、指で1人と示して買う。
これがリニアの駅、車両が入ってくる前の状態。実はさっきから駅名を書きたいんだけど日本の漢字とは違うし読めないので全部省略している
これが車両。上海のリニアはリニアモーターカーでは通じないらしく、上海マグレブというそうだ。まあどうせ会話しないからどっちでもいいんだけど。地下鉄からの乗り換えでは、ひたすら「磁浮(Maglev)」の表示を探して進んだ。
車両を横から見たところ。なんだかどこかのテーマパークのアトラクションに乗り込む気分だった。
これが車内。落ち着いた照明と青いカバーの座席。両側3人がけでシートは固定。
まだ朝早かった(7時すぎ)ためなのか、いつもなのかよくわからないけど、かなりすいていた。
この写真にデジカメを持っている人が写っているけど、実は今回の上海出張、最終日に初めてデジカメで写真を撮っている人を見かけた。
東京の毎日の通勤でデジカメで写真を撮っている人を滅多に見かけないのと同じで、それだけ普通の街中にしかいかなかったということになる
このリニアは常に最高速の430Km/hを出すわけではなく、時間帯によっては300Km/hまでしか出さない。
ホームページを見て事前にわかってはいたのだけど、朝のこの時間帯も430Km/hは出さない時間帯で300Kmまで。日本の新幹線とあまり変わらない、これじゃあサギだ
でもとりあえずiPhoneで動画を撮ったのでアップ。
途中に駅はなく10分もかからず終点の空港が見えてきた。
この浦東空港も航空会社によって第1と第2のターミナルにわかれている。初めて行く空港でこういうのはやめてほしいよね。
ちょっと緊張したチェックインから出国手続き検査場通過も特に問題なく通過。チェックインカウンター係員のぶっきらぼうさはかなり酷かったなぁ。
長く続く搭乗デッキ、結構すいている。日本のODAで建設されたためか、日本の空港と構造が似ているような気がした。
さすがに空港の売店は中国語がわからないという仕草をすると、すぐに日本語で話をしてくれた。
「袋は必要ですか?袋は2角(ニカク)です」。おいおい袋がなんで仁鶴師匠やねん。って関西人ならば突っ込むかな?なんてアホなことを考えながら、そういえば市内のコンビニで全部袋をもらっていたことを思い出す。そうか元なのにレシートに小数点以下があったのは、元の下の通貨単位「角」だったんだ。なんてことを帰国時の空港でやっと理解した
帰りも同じAIR CHINA(中国国際航空)。たぶん行きと同じ機種。
行きはライスだったので、帰りはヌードルを選択。赤いのはトマトに見えたけど、よくみたらスイカだった。
行きはほぼ満席で狭かったが、帰りは半分程度の客だったので、わりとゆったりしながら成田到着。
ただいま
こうやって出来事を思い出しながらブログを書いてみると、仕事のみだったわりには初めての中国・上海だったこともあってブログネタが結構あった。