秋の天気は周期的というが、残念なことに東京多摩地区は週末に崩れる周期にはまっているようだ。
仁王門の前に飾られた菊も見頃になってきている。
提灯が飾られているが、これは万燈会やブルーライトアップの準備だね。
不動堂の右側に飾られている見事な菊。
この飾りの説明を発見。
この飾りは「千輪咲」といい、1本の菊から3~400の大菊を咲かせたものなんだそうだ。
え、これ1本の菊?すごい。
品評会が開かれたようで受章した菊に賞の札がかけられていた。
これは理事長賞。見事な大菊の厚盛り。
これは内閣総理大臣賞。こちらは厚走り。
このように大菊は1本の苗から3つの枝を残して並べる「3本仕立て」にするのが代表的な仕立てで、奥の一番背が高い枝を「天」、残りの2本を「地」「人」と呼ぶそうだ。
この「天」「地」「人」は3つあるものの順位を示す時に用いる語で「天」を最上とし、「地」「人」の順となる。菊だけでなく生け花でも同じなんだそうだ。
3本仕立てばかりみていると、こういう仕立て?飾り?が新鮮に見える。
飾られた菊は切り花として販売されている。700円の表示が消されているが、個別に値段がついていて、安いものは200円ぐらいだった。
こちらも11月13日(水)午後から販売されるようだ。八王子市長賞を受賞した菊の値段は幾らなんだろう?
品評会出品以外にも多摩地区の菊愛好会の出品コーナーがある。
頂に雪が積もった富士山、なかなか見事だね。
大菊はダイナミックだが、小菊(ドーム菊)も咲き揃うとなかなか見事だ。
ここの飾りは紫色の変わった菊がアクセントになっている・・・
よく見ると菊ではないアメジストセージっぽい。これ反則じゃないの(笑)。
朝晩の気温が下がってきて境内の紅葉も少しずつ見頃になってきている。
高幡不動尊の第43回菊まつりは11月17日(日)まで。