弥生3月に入った高幡不動尊。特に行事はなく静かな境内。
2月の最後にちょっとだけ春を感じる暖かい日があったが、その後はまた寒い日々が続き
除雪された雪がまだところどころに残っている。
弘法大師像前の紅梅は見頃。ここだけは一足早く春が来ている感じ。
そして、この紅梅の目の前、奥殿横のミツマタ、ジンチョウゲ科がほんのすこしだけ咲き始めた。
大日堂前の枝垂れ梅。4~5分咲きかな。
そして五重塔前の梅、思いのままも咲き始めた。
この白と紅が交ざった花を探すのが高幡不動尊の早春の楽しみ。
この日はちょっと遠い場所に1輪だけ見つけた。
春黄金花と呼ばれるサンシュ、ミズキ科も咲き始め。
名前の通り、この花は春の日差しを浴びると輝くように明るくなる。
そんな光景もあと少しで見ることができる。
交通安全祈願殿の後ろ、藤棚の側にある河津桜。蕾が膨らんで開花寸前という感じ。
先日、このブログで2011年の3月5日の写真をアップしたのはこの河津桜。
ここの河津桜が咲くとメジロがやってくる。
土方歳三像のすぐ後ろ、弁天池そばのアセビ(馬酔木)、ツツジ科。
そしてこの時期、一番期待している福寿草、キンポウゲ科がやっと顔を出してきた。
先週までここは雪が覆っていたから、出遅れたのだろか。
同じ弁天池の回りでしっかり咲いている1輪をみつけた。
この時は曇っていて花がしっかり開いていないのが残念。
昭和記念公園では福寿草はもうとっくに咲いている。高幡不動尊は1ヶ月近く遅い。
逆に昭和記念公園梅園の「思いのまま」はまだ蕾が堅かった。植物によりいろいろだね。