4月最初の週末は、冬に逆戻りしたような気温といまひとつ安定しない天気となった東京多摩地区。
仁王門から入ってすぐ右側にある枝垂れ桜が少し咲き始めていた。
この枝垂れ桜は午前中は日陰になるので、きれいに見るならば午後から夕方に見るのがお勧め。
この日は午前中は晴れ間が出るが午後からは雷雨や強風が吹くという予報。
4月8日の花まつり(灌仏会)を前に、境内には花御堂が置かれている。
中央には「天上天下唯我独尊」の言葉で知られる誕生した時の姿のお釈迦様(釈迦誕生仏)。
この釈迦誕生仏に柄杓で甘茶をかけて誕生をお祝いする行事が花まつり。
この時期だけ甘茶を飲むことができる。ちょっとハッカのようにスーっとする感じで自然の甘さがするお茶。
先週から咲き始めていた高幡不動尊の桜(ソメイヨシノ)は満開になっていた。
奥殿の屋根と桜は相性がいい。
少し高いところにある鐘楼から眺めたところ。
大日堂前の山門が改修中でブルーシートに覆われているのが残念。
大日堂前のソメイヨシノ。少し散り始めている。
五重塔の周りはまだ咲き始めの枝垂れ桜が多く、今一番きれいなのは駐車場付近。
上の写真の駐車場左側に何本かソメイヨシノが咲いているが、
下の写真はこのソメイヨシノを反対側から眺めてみたところ。
ここだけ見ると、どこかの桜で有名なお寺の一角にも見える(笑)。
この場所からの眺めがこの時期のお気に入り。ソメイヨシノだけでなく山桜やハクモクレンなどが
咲いて賑やかな春の山らしい光景になっている。
次の週末はソメイヨシノが終わって、枝垂れ桜や八重桜が主役になっているかな。