高幡不動尊の四季 あじさいまつりの様子

台風が前線を刺激して夜中まで大雨が降っていたが、土曜日の朝には止んで昼前には青空が見えてきた東京多摩地区。この週末は梅雨入り前の貴重な晴れ間となった。高幡不動尊の境内は参拝者が割りと多い。あじさいまつりが開催され、山あじさいが見頃になりつつあるためだろうか。 

向島用水親水路の黄菖蒲

近所の散歩道にある向島用水親水路。昔から田んぼの水を潤してきた用水路が張り巡らされていた日野市。その田んぼが宅地化することでコンクリートで固められ排水路になってしまった用水路が増えて来たことを「何とかしなくては」という思いから「緑と清流のまち、ひの!」のスローガンのもと、水辺の再生運動が始まり、向島用水親水路はそのシンボル的存在なんだそうだ。

昭和記念公園 花菖蒲が咲いていた

高幡不動尊で山あじさいを見た翌日、昭和記念公園に行くと花菖蒲が咲いていた。場所は花木園菖蒲田。名前の通り毎年花菖蒲を見ることができる場所。花菖蒲(ハナショウブ)、アヤメ科。野生の野花菖蒲(ノハナショウブ)を改良した園芸品種。葉が端午の節句に菖蒲湯に使う菖蒲に似ていて花が美しいことからつけられた名前だそうだ。

高幡不動尊の四季 山あじさいが咲きはじめた

久しぶりに週末の土曜・日曜日の2日間が晴れた東京多摩地区。実際はくもり空の時間も長かったけど。この日の高幡不動尊の境内は参拝者が少ない。奥殿横のヤマホタルブクロ、キキョウ科。夏の訪れを告げる花。ちょっと珍しい八重咲きのドクダミ、ドクダミ科。葉に落ちているのは上で咲いているセンダンの花びら。  

昭和記念公園 こもれびの丘の山野草

昭和記念公園のこもれびの丘。ネモフィラやシャーレーポピーのような華やかさはないけど、ゆっくりと山野草を楽しむことができる場所。ホタルカズラ、ムラサキ科。草むらに点々とつける花の色をホタルの光にたとえたことに由来する名前なんだそうだ。緑が濃くなったこの時期に目をひく青い花はツユクサのようだ。

昭和記念公園 原っぱ西花畑ブーケガーデン

今年のゴールデンウィークは最後の週末を除いて良い天気になった東京多摩地区。ここは昭和記念公園の原っぱ西花畑のブーケガーデン。ブーケガーデンとは、どこを切り取ってもブーケ(花束)のように華やかであることに由来する。昭和記念公園オリジナルブレンドとなるいくつか品種で彩るミックスガーデンの間を歩くことができる。