11月17日で終わってしまった高幡不動尊の菊まつり。これは菊まつり開催中の最後の週末の様子。
カメの甲羅の菊もなんとかそれらしく見えるぐらに咲いていた。
ここは古典菊が飾られている場所。菊は江戸時代に盛んに品種改良がされたが、古典菊は各地の大名の奨励により独特な発展を遂げた菊の総称。
古典菊には江戸菊、嵯峨菊、肥後菊、伊勢菊、美濃菊などがある。
これは古典菊の1つ江戸菊。江戸(東京)で発達した菊。一度平らに咲いたあと、ねじれたり折れ曲がったり様々な変化をする中輪の菊。狂い菊、芸菊などとも呼ばれるそうだ。なんだか花びらが狂ったようにねじれている。
ここから下は嵯峨菊か伊勢菊。掲示がないからどちらなのか良くわからない。
もともと嵯峨菊が伊勢地方で発展して伊勢菊になったという話なので、2つの菊はよく似ているのだと思う。
これは古典菊ではなく、厚物、管物と同じ大菊の中で広物という分類になる一文字。長く幅が広い花びらが円形に咲くのが特徴。この花びらは、それを支えるための輪台と台紙が必要になる。天皇家の御紋章に花の形が似ていることから御紋章菊とも呼ばれる菊。
高幡不動尊では17日に菊まつりが終わると、18日から30日まで、もみじまつりが開催され、夕方から夜にかけてライトアップされる。
いま一番境内で紅葉がきれいなのは大師堂前のこのもみじ。
五重塔横の紅葉は色づきがあと1歩という感じ。この場所がきれいに色づく時が高幡不動尊の紅葉が見頃と言える時、次の週末に期待。
今週の高幡不動尊Vol.654 (撮影 2021年11月14日) にほんブログ村
コメント
菊の花、見事ですね。
最早、芸術の域です。
菊が終われば本格的な冬の到来。。。
寂しい季節がやってきます。
ちびた>凪々さん
ここまで育てるのは大変でしょうね。
紅葉が終わると、花が少ない茶色の時期になりますね・・・
先週土曜に高幡不動びカミサンと行ってきましたよ!山内八十八ケ所を全て巡り、そのあとは、みはらし公園・多摩動物園・かしま台公園を巡って高幡不動まで戻ってきました。結構坂道がきつかったです。
ちびた>ローリングウエストさん
土曜日は天気も良くて、散策するのは絶好の日でしたね。
子どもたちが小さい頃は多摩動物公園まで自転車で行ってましたが、坂道がきついですね(汗)
一文字
和菓子みたいで美味しそう~ 爆
ちびた>hisamiさん
食べたら捕まります!(笑)