高幡不動尊の大日堂前にある枝垂梅、なかなか存在感がある
この前の「思いのまま」は、白や紅色の花を好きなように咲かせたけど、枝垂梅 (シダレウメ)は枝がしだれる性質のある梅。梅だっていろいろ、しだれたい梅だってあってもいいよね
今回は曇りの空の写真ばかりでもなんだか枝垂梅には曇り空も似合っていたりして
というのは負け惜しみ実はこの場所、晴天だと山の日陰になる場所で単に上手く撮れなかっただけ晴天の日陰よりは曇天の方がまだまし
この枝垂梅の下には句碑がある
如来出て掌に受け給ふ枝垂梅 山口誓子
大日堂の前だからきっと大日如来だよね。そうかこの枝垂梅、やっぱり存在感があるわけだ
句碑にはとてもかわいい花が供えてあって、この句碑の傍らには山口誓子分骨埋葬の地であることを示す石碑もある
山口誓子という人、インターネットで検索してみたけど、京都生まれの俳人。ホトトギス発行所で誕生した東大俳句会に参加とあるけれど、高幡不動尊との関係はまったくわからない
でも、大日堂の前の立派な枝垂梅の下に、分骨されて句碑があるって、なんだか明治大正時代の日本文学だなぁって感じがする。文学の知識はありませんので、あくまでなんとなくですが
そういう目でこの枝垂梅を見てしまうと、お坊さんの姿ともマッチする
ちなみに、お坊さんの右側に少し写っているのが大日堂
大日如来が掌にとった枝垂梅だけれども、近づいてみると、花としては普通の梅の花と同じだった
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