高幡不動尊の四季 花まつりの境内

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4月2週目の週末、天気も良くて気温も高くなって春らしい日になった東京多摩地区。

高幡不動尊の境内では不動堂の前に花で飾られた小さなお堂が置かれている。これは灌仏会に誕生仏を安置する花御堂(はなみどう)。4月8日の釈迦の誕生日に花御堂に安置した誕生仏に甘茶をそそぐ行事である「花まつり」のために置かれている。この誕生仏は、釈迦が生まれた時に7歩歩んで、右手で天を指し左手で大地を指した時の姿。この時に唱えたのが「天上天下唯我独尊」だと言われる。なんだか現代でも通じる格好良さがある話。    花まつりの期間中は高幡不動尊の境内で甘茶接待が行われている。 

これは高幡不動尊の境内、交通安全祈願殿の後ろあたりで咲いている、ミズバショウ(水芭蕉)、サトイモ科。  有名な歌にあるように、標高が高い尾瀬では夏に咲く花だけど、本来は春の花らしい。高幡不動尊に尾瀬と同じような湿地の環境があるのだろうか・・・      上下の2枚は2週間前の水芭蕉。この時はまだ葉が少ししか出ていなかった。         ピンク色で八重咲きの乙女椿。椿の中では遅咲きの品種、たくさんの花びらが重なり合っていて千重咲きとも言われる。   

      高幡不動尊の四季 Vol.675 (撮影  2022年4月10日) にほんブログ村

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コメント

  1. hisami より:

    キリストさんの誕生日は国民的にお祝いしてるのに
    お釈迦様の誕生日~~~知らない~~~爆

    • chibita より:

      ちびた>hisamiさん
      そうなんです、日本人はみんなキリスト教?って感じです。
      まあ私もですけど・・・(笑)

  2. 凪々 より:

    清楚な白い花がとても美しい、水芭蕉ですね。。。
    以前、カタクリを撮影しに栃木県佐野市に行ったときに見て以来の、美しい姿です。

    • chibita より:

      ちびた>凪々さん
      水芭蕉って白い花がすごく特徴的なのに、それを隠すように葉がどんどん伸びてくるみたいです。
      カタクリも水芭蕉も花数は多くはないですが、高幡不動尊で両方楽しめました。

  3. 西やん より:

    花まつり、忘れていました。
    高幡不動でも灌仏会が行われていたんですね。
    以前、町田の薬師池の薬師堂で見かけました。
    こういう行事は見なくなりました。淋しいですね。
    高幡不動で水芭蕉が見られる、教えていただきありがとうございます。
    今年は間に合うでしょうか。

    • chibita より:

      ちびた>西やんさん
      お不動さんは、いろいろと行事を大切に続けている感じがします。
      水芭蕉はもう葉がたくさん出てしまって、せっかくの白い花が隠れてしまいそうでした。