このところ同じような写真が続いているので、今回は趣を少し変えて夕方の富士山
ある風が強い日の夕方、かなり晴れているのでひょっとしたらきれいな夕日と富士山が撮れるかもしれないので、PENTAX K-5でどれくらい夕景が撮れるかのチェックをかねて出かけてみた。
昨年何度か夕景を撮ったPENTAX K-7だとISO800以上になると画質がかなり落ちるので、三脚を使って撮っていたが、今回はK-5の高感度性能に期待して三脚はなしで撮ってみることにした
普段の散歩道でもある河川敷に行ってみると、東の空には真ん丸お月さんが
すでに太陽は沈んでいたちょっと出るのが遅かったかも
この写真でISO3200。ISO3200だとF4.0でシャッター速度が1/25なので、手持ちでもそれほどブレが目立たない。K-7で手持ちだとISO800で撮ってブレブレ写真になったかもしれない。
よくブログにアップする写真だけど、浅川にかかる万願寺ふれあい橋と富士山がこんな感じに見える場所。
この日の富士山はこんな感じ。ふれあい橋も少しライトアップされている。
今回はJPEG+RAWで撮って、RAWファイルを現像加工してアップしているが、JPEGファイルだと下のような写真。
ブログにアップするサイズにするといまひとつ違いがはっきりしないね
原版だと手間をかけただけあってRAWファイルを現像した方がノイズが少ない。JPEGは暗部補正などをONにして撮ってしまったため全体的に明るく撮れて余計にノイズが目立ってしまっているのかもしれない。
がんばって息を止めて風がやむ瞬間を待って目一杯のアップを撮った。なかなか風がやまないと窒息しそう・・・
ISO3200でF5.6、SS1/10。望遠300mm(35mm版換算465mm)で1/10はちょっときつかった。昼間だとこんな感じに見える
当たり前だけどまったく同じ風景だ
同じ場面をISO6400でも撮ってみたけど、夕日の空はちょっとノイズが目立つからだめだった。
帰りに撮ったモノレール。ここまで暗くなるとISO6400。
もう一度西の方を振り返ってみるともう富士山も夜に消えて行くところ。普段は望遠で撮った写真をアップしているので、富士山が近いように見えるけど実際はこんな感じ
ISO6400だとかなりノイズがあるけど、ここまで暗いとまぁいかなって感じ。
さあ、帰ろう
一生懸命富士山を撮っていたので、ここまであまり寒さを感じなかったが、帰路についた途端、すごい寒さを感じた
夕景を撮る場合K-5でISO3200までは使えようだ(私の感覚)。これで三脚を使わずに夕景を撮れる場面が増えるのがうれしい。
実は買ったばかりのK-5はいま入院中。上から3枚目の富士山の左上にポツンと1つ小さなシミが見えるが、このシミはF9.0あたりでうっすら見え始めてF14ぐらいでしっかり見えるようになる
(追記)幸い上記のシミはペンタックスフォーラムでの清掃できれいになったと連絡がありました