藤がきれいに咲く時期なので藤棚を見に京王百草園に行ってみた。
前回訪れたのは梅まつり開催中の2月下旬、 久しぶりに訪れた
京王百草園は新緑に包まれた雰囲気になっていた。
手前で咲いている白い花はボタン。
この時期の京王百草園はいろいろな花を見ることができるが、まずは奥の方に見える
藤棚に向かう。
京王百草園の藤棚は毎年ゴールデンウィークの頃に見頃になる。
茶室の前にある藤棚はそれほど大きくはないが、日本庭園にしっかり溶け込んでいる。
藤棚の端の方のフジは花房が長く垂れ下がっているけど中央部分の花房が短い。
以前は棚全体に長く垂れ下がっていたんだけど、2,3年前にまったく花が
咲かない年があって、それ以後なんだか全体的に勢いがなくなってしまった
感じがある。
藤棚の見頃にあわせて、茶室の前に赤い野点傘や赤い毛氈を敷いた床机が
置かれて雰囲気ある光景になっていたんだけど、この日は置かれていなかった。
下写真は2013年5月3日に撮ったもの。
雰囲気がかなり違う・・・
このフジはノダナガフジ(野田長藤)、マメ科。ノダフジの園芸品種。
蜜がたくさん出るのだろうか、大きなハチがたくさん飛んでいる。
マルハナバチの仲間で、おとなしい性質だとわかっていてもその羽音が
かなり気になる。