一初、藤棚を見た日、4月23日の京王百草園。園内はツツジもきれいに咲いていた。
日本庭園でのツツジは新緑の中で和の建物を背景にしてきれいに咲く。 ツツジを撮っていて、いつも気になっていたのが、花の一部だけにある斑点模様。 この斑点模様は昆虫に蜜の在り処を知らせる道標となる蜜標。ガイドマークあるいはハニーガイドなどとも呼ばれる。花の思惑通りの花粉を確実に運んでもらうために、昆虫の動きを誘導するマークなんだそうだ。同じツツジ科のシャクナゲ(石楠花)にも蜜標があって、わかりづらいけど、アリのような昆虫がこの蜜標に沿って花の奥に入って行こうとしている(左上の花)。
白色のツツジは蜜標が目立たない。
これはウラシマソウ(浦島草)、サトイモ科。濃い紫褐色のひょろっと伸びたものを浦島太郎の釣り竿の釣り糸に見立てた名前。浦島太郎以外にも釣りをする人はたくさんいると思うけど。 こんなに集まって釣りをしていると、糸が絡まってオマツリになるよ(笑)
松連庵の前で咲くボタン(牡丹)、ボタン科。 日本画できれいに描かれたボタンが好き。特に赤いボタンの花で花びらの先の方を白っぽく描かれている絵がお気に入り。 同じようなボタンを探してみた。これよりも、もっともっと白い部分が多いのが良い。ボタン園にでも行かないと似た感じのボタンには巡り会えないか。
撮影 2022年4月23日 にほんブログ村
コメント
ツツジの花の斑点の意味は知りませんでした。
でも、ツツジの花に、蝶や蜂が止まっているところを見たことが無いんです・・・
ちびた>凪々さん
いつも写真を撮る時に気になっていました。
確かにあまりブンブンしませんね、アリが多いような気もします。
こちらの牡丹は綺麗に咲いてますね
今日 県立のフラワーセンターに行きましたが
目的の藤は既に遅く・・・
牡丹には早く・・・
なんだかなぁ~でした 爆
ちびた>hisamiさん
いかんせん牡丹の数が少ないのです・・・(汗)
きっと次に行けば牡丹がちょうどですね。
蜜標がある植物、多いですね。
ランの種類やスミレは筋状の蜜標ですね。
これも花のアクセントになっていますね。
ボタンやシャクナゲは大きな花で虫を読んでいるんでしょうか。
ちびた>西やんさん
単に花のアクセントかと思っていました。
確かにボタンやシャクナゲは花が大きいですね。