7月2回目の週末は雲が多い天気だったこともあって猛暑が一段落した東京多摩地区。
あじさいまつりが終わった高幡不動尊の境内は参拝者も少ない。
不動堂横の宝輪閣前にハスの鉢が置かれていた。
高幡不動尊でハスが咲くのは弁天池。今はまだそれほど咲いてはいない。弁天池ではシオカラトンボが良く飛んでいる。
毎年ここでシオカラトンボを撮っている。
気に入った場所があるのか縄張りを見張っているのかわからないけど、シオカラトンボは一度飛んでもだいたいは元の場所に戻ってくる。
あじさいの花の剪定「毬切り」が7月8・9日に実施されたので、四季の道入口付近もあじさいの花はない。四季の道の奥の方もこんな感じ。境内であじさいの花を見ることはできない。
たまになぜか残されているあじさいもあるんだけど。
この時期の花、ヤマユリが咲いていた。
ヤマユリはこの花びらのつぶつぶが特徴。このつぶつぶは蜜標(みつひょう)と呼ばれるもので、アゲハチョウなどの昆虫を甘い蜜のある場所へ誘導するための模様なんだそうだ。
ヤマユリは山の斜面に良く咲いている。これは土の中の栄養分が水で流れて斜面に集まってくるからだと聞いたことがある。
あじさいまつりが終わってヤマユリが咲く時期が過ぎると、お盆の頃にキツネノカミソリとヒオウギが咲くまで、しばらくは高幡不動尊の境内に咲く花が少なくなる時期になる。
高幡不動尊の四季 Vol.795 (撮影 2025年7月13日) にほんブログ村
