山高神代桜 2026.03.31

旅行・旅の記録

3月末にバス旅行で行った山高神代桜。桜が咲く時期なのでかなり前の記事。当日は運悪く低気圧の通過で荒れ模様の日だった。

山高神代桜は北杜市武川町の日蓮宗 實相寺の境内で咲いている。境内の中なので拝観料(桜の開花時期限定らしい)を払って見に行くことになるが、境内の外側からでも見ることはできる。

右側の柵に囲まれた中で咲いているのが神代桜。推定樹齢2000年とも言われるエドヒガンザクラの古木。

伝説ではヤマトタケルノミコト(日本武尊)が東国へ遠征された際にこの地に立ち寄られ、記念にこの桜をお手植えされたと伝えられているだけあってかなりの古木。また鎌倉時代にこの地を訪れた日蓮聖人がこの木の衰えを見て憂い樹勢回復を祈ったところ再生したと伝えられていて「妙法桜」とも呼ばれている。

大正11年には樹高10.3m、根元・幹周り11.8mもある日本で最古・最大級の巨木として国の天然記念物第1号として指定された。1990年に新日本名木百選に選ばれるが、太枝が折損して枯れ、幹にも腐朽部が見られるなどして、1992年に樹木医の観察の結果「重症」であることが指摘された。2003年から樹勢回復工事に着手し、神代桜の周囲の土壌を取り除いた替わりに土壌改良材を混ぜた赤土で埋め戻して地表部には養分と微生物に富んだ培養土を敷くなどした結果、樹勢回復が認められたそうだ。

これが境内の外側から見た神代桜。特にこれでも問題ないような・・・一度枯れかけた巨大な古木だけあって普通の桜の木とは形状がかなり違うけど花はしっかり咲かせていた。

この神代桜と三春滝桜(福島県三春町)、淡墨桜(岐阜県本巣市)が日本三大桜とされているが、この實相寺の境内にはこれらの名木から苗木が贈られ植樹されている。

この天気では薄墨桜の特徴でもある淡い墨色がわからない・・・

日本三大桜だけなく、各地の有名な桜の苗木が植えられて育っている。これは身延山久遠寺のしだれ桜の子孫。

2008年11月、神代桜の種はスペースシャトル・エンデバー号で国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」に向けて旅立ち、約8ヶ月間の間、無重力の空間を旅行し、2009年7月に宇宙飛行士・若田光一さんと共に地球に帰還した。その種が「宇宙ザクラ」として實相寺境内に植えられ、現在では花を咲かせるにまで成長しているそうだけど、この日はあまりにも天気が悪くてあまり境内を回ることができず見ることができなかった・・・このお寺は境内のまわりに水仙などの花が植えられていて桜と一緒にきれいな風景を作り出していた。日蓮宗 實相寺はなかなか見応えがあるお寺だった。訪れた時がこの日一番の悪天候と重なったのが残念。

バスで何ヶ所か回ったあと、最後に寄ったのが桃の花と菜の花が一緒に楽しめる御坂農園グレープハウス。

山梨県笛吹市御坂町は春に桃の花が一面に咲くので『みさか桃源郷』と呼ばれていて、ここ御坂農園では桃の花の下に菜の花を咲かせている。菜の花散歩道を歩きながら桃の花が楽しめる、晴れた日ならば黄色とピンクと青空のコントラストが楽しめたに違いない。

山梨県は桃の生産量日本一を誇る名産地なので、ここで咲いているのは阿智村の花桃の里で咲いていた花桃ではなく実桃。下写真が花桃。花桃は花を観賞するために改良されただけあって咲き方のボリューム感が違う。

幸せを運ぶ黄色いポストも設置されている。お花見(無料)してお土産を少し買っただけだったけど、この御坂農園グレープハウスは、春には桃の花と菜の花のお花見、夏には桃狩り、秋にはぶどう狩りが楽しめ、隣接するお食事会場でBBQも楽しめるなかなかの農園だった。

急に決まった日帰りのバス旅行、自分で運転しなくて良いのですごく楽だったが、天気がかなり酷かったので自分の車で行くならば日程を変更していただろう。

撮影  2026年3月31日  にほんブログ村

にほんブログ村 写真ブログ ネイチャーフォトへ

コメント

  1. 西やん より:

    宇宙桜は多摩市の都立桜ヶ丘公園に2本あります。
    まだ幼木ですが毎年花を咲かせています。