8月の昭和記念公園と言えばレインボープールとサギソウまつり。
サギソウ(鷺草)、ラン科。
見ての通り、シラサギが翼を広げたような姿をしている。これが名前の由来。
西立川口ゲート北、さざなみ広場に設置されたサギソウの花壇。
これだけ広いので写真が撮りやすい。
日当たりのよい湿地に自生する花だが、最近は自生地が宅地開発により減り
環境省により。レッドリストの準絶滅危惧種に指定されている。
これはサギソウの風景花壇。
そしてサギソウの寄せ植え。
サギソウまつりだけあっていろいろ工夫されていて、これ以外にも写真撮影用に
鉢植も貸しだしてくれる。
いかにもラン科という変わった花の形。
戦国時代の世田谷城の姫君が身の潔白を証明する遺書をサギに託すが、
サギは途中で矢で射落とされ、落ちた後にこの花が咲いたという伝説が残って
いて世田谷区の花になっている。
市のシンボルである白鷺城(姫路城)にふさわしい花として姫路市の市の花にもなっている。
サギソウが飛んでいるような姿を撮るために花壇のサギソウを下から撮ったところ。
さらにグッと下から空が背景になるように撮ったところ。
毎年こうやって下から撮っている。特に今年はバリアブル液晶をもつ一眼レフカメラを
使ったけれどもなかなか思ったように撮れない(汗)