前回に続いて1月の昭和記念公園。
イルミネーション後片付けの様子を見たあと、昭和記念公園のホームページで数輪の梅が咲き始めたと書いてあってので、例年一番最初に梅が咲く花木園梅園に向かう。
しかし、この日(1月11日)は梅の花の咲いている姿を見ることができなかった。どうやら咲き始めたのは、ゆめ広場の梅だったようだ・・・
梅のかわりに花木園梅園で見ることができたのはこのサンシュ、ミズキ科の赤い実。
サンシュは別名春黄金花とも呼ばれ、2月後半ぐらいから黄色い花をつけるはずだけど、まだ実がなっている。かなりシワシワになっているけどね。
なんだか枝が光っているように見えるが、このサンシュは赤い実だけでなく枝からオレンジ色の樹液のようなものがたくさん出ていた。
次は節分草を見るために、こもれびの里休憩棟に向かう。その途中でロウバイ、ロウバイ科が咲いていた。
梅はダメでも蝋梅は見頃。
青空に映えるね。
梅に続く2番目の目的にしていた節分草、キンポウゲ科。咲いてはいたものの、この日はまだほんの数輪。
梅の花も見ることができなかったし、もう一度、昭和記念公園に来ることを決意(大げさか・・・)。
次は、この日3番目の目的、シモバシラ、シソ科を探しに、こもれびの丘北西の散策路に向かう。
大分溶けてしまったようだけど、なんとか、シモバシラを見ることができた。
このシモバシラは枯れた茎の根元にこのような氷の結晶ができることからついた名前。花が咲いている時ではなく枯れた冬の様子が名前の由来になっているのは面白い。
これが昨年9月に撮ったシモバシラの花。
枯れた茎に吸い上げられた水分が、茎の割れ目からしみ出て、それが外気に触れて「氷」になり、それが横方向に少しずつ広がってできるとされる。なかなか見ることができない、なんとも不思議な現象。
これはたぶんベニカナメモチ、バラ科。冬は緑色だった葉が春になると赤く紅葉するかわった奴。
下の方の葉が緑で先だけ赤いので遠くから見ると花が咲いているように見えた。花の少ない時期だから期待して近づいてきてしまった(汗)。
これは、ヒイラギモチ、モチノキ科。これはクリスマス飾り用だね。
花木園からふれあい広場の途中で見かけたちょっと異様な光景。
これはドライフラワー状態になったアジサイ。これだけの数がこの状態で残っているのはすごいかもしれない。
この木は確かイチョウのはずだけど、幹には葉っぱ、そしてどうみてもギンナンとは違う大きな実がぶら下がって、どこがイチョウなんだかわからない状態に(笑)
葉っぱはツタ、実はキカラスウリ、ウリ科の実かな。