夏の昭和記念公はヒマワリ畑とサギソウまつりが目立つがこの夏水仙も見逃せない。
ヒマワリ畑を見た日は、まだほとんど花が咲いておらず、今年は見ることができない
かもしれないと心配していたが、翌週に訪れたらしっかり咲いていてくれた。
ナツズイセン(夏水仙)、ヒガンバナ科。別名、ハダカユリ、リコリス。
夏に水仙に似た花を咲かせることからついた名前だそうだ。
ここは初春には日本水仙が咲き、夏は夏水仙、秋は彼岸花が咲く場所。
すべてヒガンバナ科でうまくまとめている(笑)。
リコリスは夏水仙だけでなく、狐の剃刀や彼岸花などヒガンバナ科の花を総称して
呼ぶこともあるそうなので、さしずめこの場所はリコリスの花壇。
夏水仙は春先に出た葉が枯れた後に花が咲くので、葉に邪魔されることがない
スッキリとした花の姿を撮ることができる。
ここは回りが緑の木々で囲まれているので、すごくいい感じで写真が撮れる。
こんな夏水仙の姿も背景が緑だとすっきりいい感じ。
ちょっとアラアラという光景、実際に咲いているのはこんな感じなんだけどね(笑)
この日はまだ咲き始めだったがもう少しするともっと密に咲くはず。
葉がないおかげで下から見上げたアングルもなかなか面白い。
7月の昭和記念公園はこれで終わり、次は8月。サギソウまつりが5日から
始まっている。