河津桜が咲き始めた昭和記念公園の花木園梅園で梅が見頃になっていた。
冬枯れ色が多かった梅園にやっと華やかな色合いがやってきた。
上の写真で見頃になっている紅梅は、この大盃という品種。
そして見頃になっている白梅は八重野梅という品種。
これぐらい梅が咲くとメジロが蜜を吸いにきそうだけど、この日はいなかった・・・残念。
これは以前紹介した月影という萼が緑色の品種。上の白梅とくらべて全体的に青白い。
この桃色の品種は鴛鴦(えんおう)。鴛鴦とは雌雄が常に一緒にいるオシドリのこと。
この梅は1花に実が2つずつなるので、仲睦まじいオシドリからついた名前。別名、夫婦梅とも呼ばれる。
これは珍しい品種の茶筅梅(ちゃせんばい)。
花びらが退化して雌しべと雄しべだけになった花の姿が茶筅に似ていることからついた名前。
これはサンシュ、ミズキ科。別名が春黄金花(はるこがねばな)と呼ばれるだけあって、見頃になると木全体が黄金に輝くように咲く。
でもまだ咲き始め。
春の陽射しに輝く紅梅・白梅を背景にしたシナマンサク、マンサク科。枯れた葉が残っていて花が見づらい。
梅園には、枯れた葉が残っていないマンサクも咲いている。こちらの方がすっきりと花を楽しめる。
そしてこれは、梅園ではなく「花みどり文化センター」の屋上「浮游(ふゆう)の庭」で咲いている赤茶色のマンサク。
マンサクの園芸品種の1つダイアナという品種だそうだ。わりと珍しいマンサクだと思う。