これもゴールデンウィーク前半の昭和記念公園、春の花のつづき。
これは一つ葉田子、モクセイ科。
別名のなんじゃもんじゃの木の方がなじみがある名前かもしれない。
明治時代、道路沿いにこの木が植えられていて名前がわからなかったので「何の木じゃ?」と呼ばれているうちに「なんじゃもんじゃ」という名前になったとか・・・
細かい白い花がたくさん咲いて、まるで木の枝に雪が積もったように見える。
この時期らしい花、ボタン(牡丹)、ボタン科。
牡丹のすぐ後に咲く、同じボタン科のシャクヤク(芍薬)と見分けがなかなかつかない。下の写真も牡丹。
ボタンは樹木、シャクヤクは草に分類されるそうだが、よくわからない・・・
これはハマナス、バラ科。浜茄子又は浜梨と書くそうだ。
主に海岸の砂地に咲き、甘酸っぱい実がなるので、「ハマナシ」と言われたのが訛って「ハマナス」となったそうだ。だからナスは関係ない。
トチノキ(栃の木)、トチノキ科。
セイヨウトチノキはマロニエとも呼ばれるが、この写真では葉の回りにギザギザがないのでマロニエではなく栃の木だと思う。