今年の京王百草園の梅まつりは先週末(3月11日)までで終了。
でも、遅咲きの梅を中心にまだ見頃の梅もたくさん残っているので、この日は天気が良いこともあって訪れる人が結構いた。
陽射しに輝く紅梅と白梅、下の黄色はロウバイとレンギョウ。
これからしばらくはこのレンギョウ、モクセイ科が公園や垣根などをきれいに飾る。
茅葺屋根の奥に見える梅はまさに梅らしい咲き方。枝に沿った咲き方は桜の咲き方とは違う。
近くで見ると散り始めた梅もこうして遠景で眺めるぶんにはまだまだきれい。
今年は梅まつり期間中は寒かったので、いまの方が過ごしやすいかもしれない。
茎がのびて葉がたくさん出てきた福寿草。
早春の咲き始めの頃とは随分姿が違う(笑)
京王百草園には河津桜や染井吉野などの桜の木は少ないが、数少ない桜がこのケイオウザクラ(啓翁桜)。
京王百草園だけにケイオウの桜?(笑)
早咲きだけどちゃんと桜らしい咲き方をする。
これは寒咲菖蒲(カンザキアヤメ)、アヤメ科。狂い咲きではなくこの時期に咲くアヤメの品種。
冬に温暖な地中海地域が原産。5月頃に見るアヤメ類と違って葉の高さより低い位置で花が咲く。
ウグイスカグラ、スイカヅラ科。ウグイスが鳴き始める頃に咲くことから付けられた名前。でもここらでウグイスが鳴くのはもう少し後。
ハナニラ(花韮)、ユリ科。葉をちぎるとニラの匂いがするらしい。
群生するとすごくきれいな花。
カタクリ、ユリ科が咲き始めた。
まだこれから咲くのか、陽があたっていないから閉じているだけなのかよくわからないけど、ちょっと残念。