再び山中湖の平野の浜からの富士山。今回は夜が明けて朝焼けの富士山。
昨日、ここで夕景と星空(星景)を撮った後、日帰り温泉「ふじやま温泉」に行って「道の駅富士吉田」で仮眠したあと、朝6時前にまたこの平野の浜に戻ってきた。
ちなみに「道の駅富士吉田」に到着したのは23時頃。20時頃は照明がついて明るかったけど、すでにこの時間は真っ暗になった駐車場には20台ぐらい車が止まっていた。その中で車内に人がいそうな気配や明かりがある車は10台ほどで、さらにエンジンをかけてままだったのは3,4台。建物の入口にドアがあって、その中のトイレは暖かくてしかもきれいだった。
昨日は水面が乱れていて撮れなかった逆さ富士、これが6時頃。
カモが泳ぎだすと水面が波立って逆さ富士が乱れる。湖畔で大きな三脚を立てて富士山を撮っていた常連らしき人が「カモは来るな、水面が乱れる・・・」とぼやいていた(笑)
夜が明けるとともにどこからか白鳥がやってきた。
相変わらず警戒心はまったくない。たぶん餌付けされている。
湖面から湯気が立ち上がっている。これは気嵐(けあらし)と呼ばれる現象で、湖の水温が気温よりも高い状態で、冬の早朝や放射冷却が強まった朝に、陸地から非常に冷たい空気が湖面へ流れ込むと、水面から蒸発した水蒸気が、湖面上の冷たい空気に触れることで急激に冷やされ、湯気のような霧(微細な水の結晶)となって現れる現象なんだそうだ。もう少し前の時期だったら、もっと湯気がはっきり見えたようだ。
この時、車の温度計で氷点下5℃。まだ朝7時前なのにこれだけの人が富士山を見に来ている。
なんとこの寒さの中でブライダル写真を撮っているカップルがいた。夏には猛暑日のひまわり畑でブライダル写真を撮っているカップルを見たことがあるけど、ブライダル写真となると(特に女性の)気合と根性が違う。
太陽がしっかり上ってきた7時すぎに平野の浜を離れて帰路に着いた。下写真は帰りに通った山中湖長池親水公園からの富士山。ここも富士山のビュースポットになっている。
当然こんな時間に中央高速道に渋滞はなく、談合坂SAのスタバで朝食を買って車の中でいつも見ている朝のテレビ番組を見ながら食べて、自宅に到着したのが9時半頃。
前日に家を出て夕陽と星空を撮って、その夜は道の駅で仮眠をする旅は初めてだったけど、夜中はエンジンを停止してもFFヒーターを使っていたので寒さをまったく感じることなく寝ることができた。
撮影 2025年12月17日 にほんブログ村


コメント