8月の昭和記念公園の続き、サギソウ以外の花などを。
これはナツズイセン(夏水仙)。スイセンという名前が付いているがヒガンバナ科。と書いたけど、そもそもスイセンがヒガンバナ科だった(^^;)
もう少し細かく調べるとスイセンはヒガンバナ科スイセン属で分類体系によってはユリ科スイセン属。このナツズイセンはヒガンバナ科ヒバンバナ属なので、普通のスイセンよりもさらにヒバンバナに近いようだ。
実はもう花期が終わりかけで花びらがヘロヘロになってしまっている。もっと花びらがしっかり咲いている時はスイセンというよりユリに近い姿。
茎と花だけの姿を遠目に見るとヒガンバナにそっくり。この葉のない姿からハダカユリ(裸百合)という別名があるそうだ。
遠くの空を見ると手前にある背の高い木に幾つも実がなっていた。
近づいてみるとヤマボウシ(山法師)の実だった。
この実の果肉はやわらかくてマンゴのような甘みがあるそうだ。その割には鳥が食べに来ていないのはなぜだろう・・・
ハーブ園で見つけた花、アニスヒソップ、シソ科。あまり見たことがない感じ。
ネットで調べるともっと花が一杯咲くようだ。
モンキチョウ?でも全身真っ黄っ黄だからキチョウかな、よくわからない。
キバナコスモスとイチモンジセセリ。セセリチョウの仲間は地味だね
これはアカタテハ?ヒメアカタテハ?わからないからタテハチョウの仲間(^^;)
前回もアップしたように、この日は蝶がたくさん撮れた。
ホオズキ(鬼灯)、ナス科の実。植木鉢ではよく見るが、こうやって見ることが少ない。さらにホオズキの花を見たことがないが、ネットでみるとナス科らしい花。
この姿でも夏の風物詩になるが、回りが枯れて中の実が見える状態になるとまた別な風情を感じる姿になる。
ホオノキ(朴の木)、モクレン科の実。
ホオノキの葉は殺菌作用があって、昔から食材を包むのに用いられているそうだが、実については大きくてトゲトゲしている形状について以外には特記事項はなかった
サルスベリ(百日紅)、ミソハギ科。名前の通り、花が長く咲く。7月後半ぐらいから秋までずっと咲き続ける。
花が長持ちしているわけではなく、一度咲いた枝に後からまた別な芽がが出て咲くので、長く咲いているように見えるんだそうだ
サルスベリの花の色は濃いピンク、薄いピンク、白があって、実際に見るときれいなんだが、どうも私はサルスベリを写真に撮るのが苦手。
8月の昭和記念公園なので、夏の花「ひまわり」を撮りたかった。この日、ひまわりがたくさん育てられているバーベキューガーデン花畑に向かったが、すでに終わっていて一面の枯れ野原になっていたので、ひまわりの写真がない、残念
昭和記念公園(Vol.41)
(撮影 2011年8月)