9月最初の週末。まだ暑いけど風が少し涼しく感じる東京多摩地区。
高幡不動尊境内に置かれていた花なす。
見た目がミニトマトにも似ていて食べられそうだけど観賞用らしい。
真夏のような暑さがないので、山を登って高幡山の山頂付近(高幡城跡)に
最近作られた見晴らし台に行ってみた。
見晴らし台へ入口という看板は2ヶ所に立てられている。
ここを登ったところにベンチなのかお立ち台なのかわからないけど見晴らし台として
整備されている。
以前は目の前に木々が茂っていて見通しが悪かったが、名前の通り見晴らしが
良い場所になっている。
遠くに見える1つだけ背が高いビルはJR立川駅北口の第一デパートが建替えられて
最近出来た32階建の複合ビル、プラウドタワー立川(立川タクロス)。
昭和41年に開業した立川の第一デパートは、古くて昭和の雰囲気が残っていて
好きだったデパート。
新社会人の頃、よく買い物に行ったので、建替えを聞いた時はちょっと淋しかった。
今年に入ってから、山のあちらこちらで木を切っている音がしていたが、生い茂っている
古い木を伐採して山からの見晴らしを良くするようにしているらしい。
多摩都市モノレールが走っているのが見える。
せっかく山を登ったので、ちょっと下って10万株の彼岸花が植えられた場所の
様子を見に行ってみた。
なんだかまばらにたくさん咲いているけど、彼岸花が咲く時期にはまだちょっと早い。
昭和記念公園では今年植栽した彼岸花が、例年咲く彼岸花よりも先に咲き始めたらしいので、
ここも今年植栽されたものが咲いているのかもしれない。
彼岸花も花の蜜がでるようで蝶が飛んでいた。
いま一番盛んに咲いているのはこの花、シュウカイドウ(秋海棠)、シュウカイドウ科。
晩夏から秋にかけて咲くこの花、ベゴニアに似ているが、ベゴニアはシュウカイドウ科
なので似ていて当然だね。
中心の黄色いシベが特徴的な花。
秋海棠は名前に「秋」がつくように秋の季語となっている。
高幡不動尊にもそろそろ秋が来る時期だ。