散歩写真(vol.132)この時期の百草園のメインはこのミツバツツジをはじめとするツツジ科の花なんだけど
他にもいろいろな花を見ることができる
これは利休梅(リキュウバイ)。梅だからバラ科だね。
でも見た感じあまりウメって感じがしない。
別名がバイカシモツケ、マルバヤナギザクラ、ウメザキウツギ、ウツギモドキなどたくさんあるけど、どの名前を見てもやっぱり梅って感じがしない名前だね
利休という名前はこの花が茶会の席に飾る花(茶花)として利用されることからだそうだが、「千利休」の時代からあったわけではなく、中国が原産地で日本には明治時代に入ってきた花なんだそうだ
昨年に引き続き、今年も黄色いカタクリ、ユリ科のセイヨウカタクリ。
なんかこうやって見るとユリの花って感じがする
普通のカタクリと同じように花がうつむき加減なので撮るのが大変
これはケシ科のヤマブキソウ(山吹草)。ヤマブキ(山吹)に似ているけど、ヤマブキの花びらは5枚、こちらは4枚。さらにヤマブキはバラ科。
ここまではすごく典型的な花らしい花だったけど、これも花・・・ムサシアブミ(武蔵鐙)、サトイモ科。
これが花?草みたい。なんか「い~だ!」って言っている口元のようだ
名前の通り、武蔵の国で作られる馬具の鐙に似た形なんだそうだけど、全然わからない
そしてこれもまた本当に花なんだろうか?と思うような形の花。ウラシマソウ(浦島草)、これもサトイモ科。
花の先から延びるヒョロヒョロとした細長いのが、浦島太郎の釣り糸のように見えることが名前の由来なんだそうだ
釣り人の代表は浦島太郎だったのか・・・
前からみると、食虫植物のウツボカズラの日本版って感じもするね
しかし、どうしてこういう形の花になったのかなぁ
ちょっと大袈裟だけど生物の多様性を感じた散歩になった