京王百草園の日本水仙。
年末に訪れた時に少しだけ咲き始めていたけど、この日はすごくたくさん咲いていた。まさに見頃だね。
別名、雪中花(せきちゅうか)。雪の中でも春の訪れを告げる花という意味だそうだ。
ここは斜面に咲いているので冬の青空を背景にした日本水仙が撮れる。
陽射しが横から当たって光が透けたて見える日本水仙。
冬至は過ぎたものの、まだこの時期は真昼でも太陽が低いからこんな感じになる。
日本水仙はヒガンバナ科で有毒植物。葉がニラに似ているので間違えて食べて食中毒を起こす事件がたまにニュースになる。あのニラ独特の強い匂いがしないのが見分けるポイントだそうだ。
学名・英語名の「ナルシサス」はギリシャ神話の美少年の名前。泉に映った自分の姿に恋して毎日見つめているうちに花になってしまったという話で「ナルシスト」の語源にもなっている。
「ナルシスト」なので、水辺で自分の姿を覗き込むような姿で咲くはずだけど、ここの日本水仙はなんだか胸を張っている感じだ(笑)