薩埵峠からの富士山と夕景

ロケハン・記録

薩埵峠(さったとうげ)は富士山と駿河湾、そしてその手前の狭い陸の部分を東名高速道路・国道1号・JR東海道線が交差する印象的な景色を見ることができる場所。

テレビのニュースでたまに見かけるこの場所に一度行ってみたいと思っていたので行ってみた。

ネットで調べると、薩埵峠展望台の手前に小さな駐車場があるが、そこに至る直前の道は一部車のすれ違いができない細い部分があるとのことだった。実際に走ってみると確かに細い部分が何ヶ所かあったので、薩埵峠に行き来する車が多い時間帯は少し苦労するかもしれない。上写真が駐車場全体。海側に5台、山側に3台駐車出来て横にはきちんと手入れされた小さなトイレがある。
まだ明るい時間帯に訪れる車は展望台に行ってすぐ戻って来て駐車場を出ていく感じで駐車時間も短くて出たり入ったりという感じだったけど、夕方に到着する車は夕景を撮るための三脚を持った人ばかりで日が沈む少し前にここが満車になった。この駐車場からの眺めは富士山は見えるが東名高速道路や国道は見えない。

駐車場から100mちょっと歩いたところに少し高くなった展望台がある。ただし展望台からの景色とその下の柵部分からの景色に大差はなかった。

これが見たかった風景。曇っていたけど富士山の姿を見ることができた。一番右側の海岸から海にはみ出ている2本の高架道路が東名高速道路下り線と上り線。その左側で中央部分に白っぽく建物が見えるところが東名高速道路由比PA(上り)、その左側の4車線道路が国道1号線(富士由比バイパス)、一番左の山ぎわにJR東海道線が走っている。

たまたま展望台に地元で建築や土木作業をやっている人が写真を撮りに来ていて話をしていたら、台風接近でここが通行止めになった後、復旧作業に来ると国道1号線に魚がいっぱい打ち上がっていることがあるそうだ。

この風景は歌川広重の浮世絵「東海道五拾三次之内 由井 薩埵嶺」に登場する。
その浮世絵はこちらを参照⇒東京富士美術館蔵 「東京富士美術館収蔵品データベース」収録

いままで自動車のヘッドライトの軌跡を撮ったことがないので、どれくらいのシャッター速度にすればうまく撮れるのかから試し始めた。上写真はシャッター速度0.8秒、下写真は1秒、これぐらいでは全然軌跡にならない。いろいろ試したところ、シャッター速度は10秒から15秒で下写真のようにきれいな軌跡で撮れることがわかった。さらに露出はかなりアンダーで撮らないとテールランプの赤い軌跡が白く写ってしまうこともわかった。シャッター速度と露出以外に重要なのは交通量。国道1号は常に交通量が多くてしっかり撮れるけど東名高速道路は思ったよりも交通量がまばらでスカスカに撮れてしまうことが多かった。

下写真は一番左側の東海道本線の電車も走ってくれてその軌跡も撮ることができた。

いろいろ試行錯誤していたので気がついたら18時半近くなっていた。もうこの頃には富士山の姿が不明瞭になってきて、周りで写真を撮っていた人もいなくなっていた。展望台から駐車場まで数分の距離だったけど、完全に真っ暗でスマホのライトを使って戻った。

このあとは道の駅富士のおふくろ食堂で夕食を食べて、富士山天然水SPA サウナ鷹の湯でゆっくりしてから新東名高速・東名高速・圏央道・中央高速を使って夜中に帰宅した。
深夜0時すぎの東名高速道路は交通量も多くしかも大型トラックだらけでちょっと緊張、さらに鮎沢PA、中井PAはほぼ満車。東名高速に比べると圏央道や中央高速はずっと交通量も少なくて走りやすかった。

撮影  2026年2月5日  にほんブログ村

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