南房総 野島崎灯台・大山千枚田 2026.07.16

ロケハン・記録

房総半島の最南端にある野島崎灯台に星空写真を撮りに行った。相変わらず足が痛くて散歩はできないけど車の運転はできるので、家からあまり遠くなくてクマの心配がないこの場所を選んだ。

この日の天気はくもり時々晴れで夜遅くには雲が広がる予報、家を出る時は空一面が雲に覆われていて、星空はダメかもしれないと諦めつつ、とりあえず明るいうちに到着して現地を確認した。野島崎灯台は高さ 地上から灯火まで24m、平均水面上から灯火まで36m。初点灯 明治2年(1869)12月16日。

野島崎灯台がある岬の先端部分にある白いベンチ(別名ラバーズベンチ)を入れた天の川の写真が撮るのがこの場所では人気らしい。これが近くで見た白いベンチ、眺めは最高。常に波しぶきや潮風が当たる場所なのでサビが出るのも仕方ないか・・・

このベンチから海側ではなく灯台側を見たところ。ここから降りた目の前の遊歩道あたりで撮れば良いのだろう。

野島崎灯台は全国で数少ない(16とか?)上に登れる灯台で、内部のらせん階段を上がった展望台からは太平洋をぐるっと見渡すことができてなかなかの眺望。太平洋の大海原の写真では面白くないので白いベンチあたりを撮った写真。上写真右側で黒い服の人が2人立っている場所から星空撮影しようと予定していたが、実際は人が多くて人の左側の岩のさらに左側で撮ることになった。

オニユリみたいな花びらだけど、これはイワユリ(岩百合)とかハマユリ(浜百合)と呼ばれるスカシユリかな。

現地の確認が出来たので、館山方面に戻ってスーパー銭湯の南総城山温泉「里見の湯」でゆっくりお湯につかって汗を流したあと、ここで夕飯(金目鯛の煮付が美味しかった)も食べてからまた野島崎灯台の駐車場に戻ってきた。

夕方は雲が多かったけど夜になると星がいくつか見えたので、ダメもとで20時30分ごろに白いベンチ下の遊歩道に行くと既に10人ぐらいが三脚を立てて撮影していた。平日の夜なのにこれだけ人がいるとは思わなかったが、とりあえず下写真のように白いベンチと天の川が撮れた。(15mm、F2.8、SS15秒、ISO2500 トリミングあり)

ここは航空機の経路になっているようで撮影中に頻繁に飛行機が入って来る。Flightradar24で確認すると成田空港行きのようだ。飛行機が入ってしまうと以下のようにその光跡で天の川の写真が台無しになってしまう。どうせならば七夕の織姫と彦星のように天の川を渡る光跡になってくれれば面白い写真になるんだけど。(15mm、F2.8、SS15秒、ISO2500 トリミングあり)

ずっとシャッター速度15秒で撮っていたがそれを20秒にすると(ISOも変えたけど)より多くの星が写るが星がちょっと流れてしまうようだ。(15mm、F2.8、SS20秒、ISO3200 トリミングあり)
たくさん撮影して複数の写真を重ね合わせる加算平均合成を行う技をまだ持っていないので、今回はLightroomでの現像だけでの対応。

夢中で撮影していたら1時間以上経過して22時前になってしまった。周りを見渡すともうほとんどの人が帰ってしまっていた。駐車場に帰る途中で撮った野島崎灯台の閃光。野島崎灯台の閃光(灯質)は単せん白光(Single Flashing)、毎15秒に1せん光(FI W 15sec)、光度 730,000カンデラ、光達距離 17.0海里(約31km)。

翌日は東京から一番近い千枚田として有名な鴨川の大山千枚田に寄って帰ることにしていたので、この日の夜は道の駅ちくら・潮風王国まで移動する予定だったが、下見した時に道の駅全体が真っ暗で今ひとつ施設の様子がわからなかったので、このまま野島崎公園西駐車場で仮眠することにした。ここはトイレは今ひとつだったが野島漁港のそばでそこそこ明るくて駐車している車も2,3台(釣り人らしい)だけだったのが良かった。駐車している車が多いのも今ひとつだけど、あまりに暗かったり誰もいなかったりすると防犯上ちょっと気になってしまう。

朝6時頃から降りはじめた雨が次第に強くなり、大山千枚田に到着した頃には鴨川市に「レベル3土砂災害警報(大雨警報)」が発令されるぐらいの土砂降りになっていた。大山千枚田は375枚の田が3.2ヘクタールの傾斜地に並んでいる棚田、もっといい場所から撮りたかったけどあまりに雨が激しくてカメラを持ち出して撮れる状況ではなかったので車の中からiPhoneで撮ったのみ。
大雨の平日午前中だったけど駐車場には大型観光バスが1台、自家用車も数台止まっていた。次に来る時のためのロケハンになったが駐車場はそれほど広くなく棚田周辺の道幅は狭い。田植えの直前や稲刈り直前のベストシーズン中や「棚田のあかり」のようなライトアップイベントが開催されている時は車が多くて大変かもしれない。

大山千枚田から帰る途中で立ち寄った鋸南町の道の駅保田小学校。ここは廃校をリノベーションしたユニークな道の駅で良くテレビで紹介されるので一度来たかった。2014年3月に閉校した保田小学校を2015年12月に校舎や体育館を活用した複合施設として生まれ変わった道の駅で、木造校舎や教室の雰囲気を残しつつ、地元の食材を使ったグルメ(食堂)や体育館を流用した地域最大級の品揃えを誇るお土産売り場(きょなん楽市)もある。ここでは大好物の千葉特産の落花生を使ったお菓子や「給食で食べていたピーみそ」などを買った。
今回も犬連れ旅。増設した12Vクーラーの働きで真夏の夜も快適に寝ることができ、道の駅やサービスエリアで犬を連れていけない場合は猛暑であってもネットにつながる温度計で車内温度をチェックしつつ安全に車中で待たせることができた。
行きも帰りも東京湾アクアライン経由。行きは都心まで出て中央環状線(山手トンネル)から湾岸線を通って川崎浮島JCTから東京湾アクアラインに入ったが、帰りは中央環状線と湾岸線が大渋滞だったようで、カーナビの指示に従って川崎浮島JCTから都心とは反対側の横浜方面に向かって大黒JCTから横浜北線・横浜北西線を通って横浜青葉JCTから東名高速道路に入ることができた。東名高速は川崎ICから出て府中街道を北上するルートで帰宅した。いつの間にか横浜市内も高速道路が整備されて湾岸線から東名高速までつながっていた。

撮影  2026年7月16,17日  にほんブログ村

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コメント

  1. 西やん より:

    夜で歩くことが少なくなって星を見ることがありません。
    天の川を見たのは数年前に行った新島からです。
    やはり星空きれいですね。
    前準備も大変だったんですね。