田植えが終わったばかりの近所の田んぼ。夕方近くになって太陽が傾きはじめて、田んぼが少しキラキラ光り始めるのをボーッと眺めながら散歩特にどうってことない風景なんだけど、なんだかちょっと落ち着く
この田んぼの隅っこ、上の写真で左上の一番端に少しだけ見えている場所に、なぜかきれいな花菖蒲が咲いている場所がある
昨年もブログにアップした田植えの忘れの物(左下の苗)が今年もしっかりあった
昨年6月の記事「散歩写真(vol.23)近所の田んぼに忘れ物」はこちら
その1ヶ月後の記事「散歩写真(vol.31)田んぼの忘れ物(その後)」はこちら
昨年は時期を逸してしまって、花菖蒲がこんなにきれいに咲いているのが見れなかったんだけど、今年はしっかりと見ることができた
まだ田植えが終わったばかりの田んぼは水面が鏡のようになって、花の背景としてはなかなかいい。でもちょっと花がダレてしまっているかな・・・
花菖蒲はもちろんあやめ科、花びらの中央部に黄色い筋があって、よく似ているカキツバタよりも花びらが大きく反り返るようになる。
ちなみに端午の節句に入る菖蒲湯のショウブ(菖蒲)とは別の植物。あちらはサトイモ科でショウブが勝負や尚武につながるため武士(男子)にとって縁起の良い植物だとされているそうだ
青紫、赤紫、白、花菖蒲って結構色とりどりなんだね
花菖蒲は昔から改良を加えられてきた伝統園芸植物で、改良されてきた地域の名をとって、江戸系、伊勢系、肥後系などに分けられるそうだ。なんだかこれって菊祭りで見た古典菊と同じような地域名だ
高幡不動尊の菊祭りで見た古典菊の記事はこちら
どこか有名な菖蒲園に行きたいけど、近所のこのミニ菖蒲園で満足しておくことに
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