昭和記念公園の花の丘が赤いシャーレーポピーに染まっていた日、
みんなの原っぱ西花畑はミックスフラワーの花畑になっていた。
ミックスフラワーの花畑とは・・・以下の看板を。
一面を1つの色(花)で染めることが多い昭和記念公園にしては、珍しいパターンかもしれない。
こんな感じでいろいろな花が咲いているけど、割りとオレンジ色(カリフォルニアポピー)が
強い気がする。
ヤグルマギク(矢車菊)、キク科。英名はコーンフラワー。別名でヤグルマソウ(矢車草)とも
呼ばれるけど、ヤグルマソウというユキノシタ科の別の植物がある。
色々な色の花を咲かせるが、やはりこの青紫色がこの花の特徴。
この色の美しさから最高級のサファイアの色をコーンフラワーブルー(矢車菊の青色)と
呼ばれ、ウェブカラーとしてcornflowerblue(#6495ED)が定義されている。
こちらはカスミソウ(霞草)、ナデシコ科。花束のアクセントとして良く用いられる。
カスミソウには花びらが大きなタイプと小さなタイプがあるようで、こちらは
花びらが大きなタイプ。
下はカリフォルニアポピー、ケシ科。別名ハナビシソウ(花菱草)。
カスミソウがきれいなオレンジ色を引き立たせている。カスミソウって、
どこで咲いても相手を引き立たせるアクセントの役割を負ってしまう花なんだね・・・
こちらはリナリア、ゴマノハグサ科。和名がヒメキンギョソウ(姫金魚草)。
よく見ると、ブルーのネモフィラも混ざって咲いている。
この花畑ではリナリアはあまり目立たない存在だった。
カリフォルニアポピーがあるとオレンジ一色になってしまうけど、カリフォルニアポピーが
少ないところはヤグルマギクの青色が優勢。
真ん中でいいアクセントになっている赤い花は花の丘で咲いているシャーレーポピーかな。