今回の旅(法要だったね)の目的である伊勢神宮参拝
まずは伊勢神宮の外宮(げくう)から参拝。外宮ってついつい「がいぐう」と読んでしまう私。どうも明治神宮外苑が影響しているようだ
外宮の正式な名前は豊受大神宮(とようけだいじんぐう)、御祭神は豊受大御神(とようけおおみかみ)。カーナビで豊受大神宮と表示された時は違う神社かと勘違いしてしまった
表参道火除橋から一の鳥居。伊勢神宮の橋は新しく架け替えを行っているのだろうか、今回お参りで渡った橋はどれもみな真新しかった
到着は土曜日の夕方4時すぎ、さすがにこの時間だと参拝の人は少ないのかな。
深い緑を満喫しつつ歩く。誰もいない
ここが正宮、この鳥居から先は撮影できない。人がいないからわかりづらいが、この目の前の白い幕のところにお賽銭箱があってそこで参拝する。そしてここから先は立ち入ることもできない
白い幕が風で舞い上がる時があるんだけど、前にまた別の門があるため、奥の御正殿は見ることができない。
外宮の御祭神豊受大御神は衣食住をはじめとするすべての産業の守り神としてあがめられているそうだ
土曜日夕方のお参りになったからだと思うが、外宮にお参りする人があまりに少なかったので、内宮もそれほど混まないだろうと思ったのが翌日の敗因
10時すぎに内宮駐車場近くに到着したら駐車場渋滞。待ち時間60分などという看板も掲示されていた。おいおいやっぱり混むんじゃないか
この日は14時すぎの伊勢湾フェリーに乗船したかったので、ここで1時間も渋滞に並ぶわけにはいかず、キョロキョロと見渡すと猿田彦神社の有料駐車場が見つかった
猿田彦神社境内。車を止めさせていただくだけではバチがあたるので、きちんと参拝させていただきました。
規模は大きくはないが、いかにも神社という雰囲気。
この時は気がつかなかったが、二見浦の二見興玉神社も猿田彦大神が御祭神。二見浦できちんとお参りできなかった分、ここでお参りするように導かれたんだね
そして次に伊勢神宮内宮。正式な名前は皇大神宮(こうたいじんぐう)、御祭神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)。
手水舎と一の鳥居。今日は日曜日、さすがに人がたくさん。
五十鈴川御手洗場から見た五十鈴川。修学旅行の記憶ではもうちょっと玉砂利が大きかったような気がしたんだけど、自分の足が大きくなったのかな
正宮、この階段から上は写真撮影できない。お参りする人の列がそれほど長くないので、この日は参拝者が多かったわけではないようだ。
ここも外宮と同じでこの白い幕が舞い上がっても奥の御正宮を見ることができない。
伊勢神宮では20年ごとに神殿を建て替える式年遷宮が1300年余り続けられ、第62回神宮式年遷宮は平成25年に行われる。
20年×62回=1240年なので確かにずっと続けられている計算。調べて見ると戦国時代(室町~安土桃山時代)に100年以上の中断や戦時中(昭和20年)にも延期があったようだが、1300年余も着実に実施され続けられいる大事業があるというのがいかにも日本らしいなぁと感心した。
お参りが終わったら次は腹ごしらえ。やはり伊勢神宮に来たら門前町として栄える、おはらい町で伊勢うどんを食べよう
伊勢神宮から見たおはらい町。浅草の仲見世通りって感じだけど、車も通る道なので道幅は少し広いかな。
伊勢の名物「赤福」の看板を横目に先に進む。まずは伊勢うどん、そのあとで赤福氷を食べることにした
(月見)伊勢うどん。たまり醤油ベースのタレをぶっかけたシンプルなうどん。少し甘めのタレと卵がうどんにからんでとても美味しかった。
伊勢うどんはコシがまったくない太めのうどんなので、食感というか味わいがうどんよりも卵かけご飯を食べているような感じ(少し違うか)。
私はうどんはコシが命だと思うので、伊勢うどんはどうだろう?とちょっと心配していたが、これはこれでまた別な味わいと美味しさがある。ゴールデンウィークに大渋滞で食べそこなった「吉田のうどん」は太くて硬いぐらいのコシが特徴らしいが、その対極を行くうどんだと思う。
おはらい町の様子と赤福本店、おかげ横丁で食べた赤福氷、二見浦の御福餅本家などはまたアップします。