近所の河川敷で野鳥観察している人の姿を見かけるのは秋から冬にかけてが多い気がする。
たぶん、その時期にいろいろな鳥がやってくるのだと思う。
今回はその時期ではなく7月後半から8月最初にかけて散歩道でみかけた鳥たち。
まずは年中見かける一番身近な鳥であるスズメ。
写真を撮っている私をすごく意識しつつも、カナブンかコガネムシを見つけて突っついていた。
なんとかクチバシでくわえたところで逃げるように飛び立って行った。エサをとるか逃げるかの選択だったんだろう。
こちらはバッタかカマキリが飛んでいるところを空中で突っつき、地面に落ちたところをくわえて、飛んでいった。かなりの早業・・・
スズメは何でも食べる雑食性だが、繁殖期(春から夏頃)には子育てのために昆虫を好んで食べるそうだ。
そういえば、映画「バグズ・ライフ」では、鳥は非常に怖い存在だったね。映画ではスズメではなく、なんか赤い鳥だったけど。
次はこの時期になるとやってきていろいろなところに巣を作るツバメ。
親鳥がくるまでヒナたちはとてもお行儀良く静かに待っている。この顔が結構かわいい。
親鳥が帰ってきた途端、大きな口をあけてギャーギャーとなく。
親鳥が口移しでエサを与えているところ。
この時捕まえてきたのはトンボのようだった。
トンボは害虫をつかまえるから益虫。かたやツバメも害虫を捕まえるから益鳥。じゃあ益鳥を捕まえてしまうツバメは何鳥?
wikipediaによると、益鳥や益虫などのカテゴリーはあくまでも個々の人間と生物の相互作用で決まる利害関係を表すもので絶対的なものではないそうだ。まあそうだよね。
この場所では冬から春に見かけることが多いカワセミ。こんな暑い時期に見かけるのは初めてかもしれない。
以前だと、飛んでいる姿はほとんど写すことができなかったけど、今回は少し捉えることができた(トリミング)。
エサの小魚を目がけて急降下の場面。残念ながらここから水面は草で見えない(トリミング)。
水面から出たそのあと(トリミング)。
お気に入りの場所に止まった様子。口元には何もないからエサ取りは失敗だったかな。
まだやっと姿が撮れた程度だけど、飛んでいるカワセミがちょっと撮れただけでもうれしい。
止まっている様子は、そーっとどこまで近寄れるかがポイント。
なかなか近寄らせてくれないけど、この日は結構いい線まで近寄れた。
このカワセミは上下のくちばしが黒いからオスかな。