昨年10月末に行った屋久島。屋久島での2日目のスタートはヤクスギランド。
屋久島空港そばの宿は海抜30m、そこからバスはどんどんと安房林道を登っていく。
屋久島は洋上のアルプスと言われるだけあって山が深くて高い。九州最高峰の宮之浦岳1,936mだけでなく2番目の永田岳1,886m、3番目栗生岳1,867mは屋久島にある。
ここがヤクスギランドの入り口。標高は約1000m。
ヤクスギランドは、安房川支流の清らかな荒川の流れに沿った標高1,00m~1,300mあたりの屋久杉の原生林(自然休養林)を鑑賞しながら歩くことができる場所。
30分から150分まで4つの歩道が整備されていて、蛇紋杉、天柱杉、母子杉、三根杉など数多くの著名巨木やユニークな木々が林立している屋久島随一の森。
例えばこれは双子杉。一つの切り株に同ぐらいの太さをした小杉が2本伸びている珍しい姿から双子杉と呼ばれている。
屋久島の杉伐採について書かれた看板。
屋久杉は神木とされていたから何100年も伐採されず巨木が残っていたようだね。
これは2つに分かれた杉の根元を通り抜けることができるくぐり杉。
このくぐり杉は、上方の小杉が倒れ込み、2本が融合したもの。
こんな感じの木道が整備されていて歩きやすい。
我々のコースは一番短い30分のコースだったが、かなり奥の方まで向かうコースでは、いろいろユニーク杉を鑑賞することができるようだ。
このあと再度バスに乗って林道を登り紀元杉を見に行く。