日本国憲法公布を記念して制定された文化の日、明治天皇の誕生日で古くは明治節と呼ばれた11月3日は晴れの特異日と言われるが、東京に関しては晴れの出現率が56.7%でそれほど晴天率は高くないそうだ。
でも、きれいに晴れて暖かくなった東京多摩地区。高幡不動尊の境内は久しぶりに多くの参拝者で賑わっていた。
宝輪閣前に飾られている菊の花もだんだんと咲き始めている。
大師堂前のモミジも色づきはじめた。
キチジョウソウ(吉祥草)、キジカクシ科又はユリ科の花が咲き始めていた。この花が咲くとその家に吉事が訪れるという言い伝えがある花。日本に自生する耐寒性がある丈夫な花だというから自宅の庭にも植えたいけど、丈夫な花なのに枯れたら縁起が悪いので実行に踏み切れていない(笑)まだ蕾もたくさんあるから、これからもっと咲くのだろう。
萬燈会の準備として五重塔に提灯がぶら下げられていた、確か先週末はなかった。
萬燈会の舞台になる五重塔の塔前のイチョウ。手前のモミジもきれいになってきた。
さて、菊まつりの方だけど、今年は大菊の展示数がちょっと少ない。品評会に合わせて増えてくるのかもしれないけど・・・大輪の大菊だけでなく、きれいな中菊も展示されている。フウシャギク(風車菊)と呼ばれる花びらの先端がスプーン状になっていて風車のように見える菊。コロナ禍になってから菊を飾る場所自体も少なくなってきていて少し寂しい。
高幡不動尊の四季 Vol.696 (撮影 2022年11月3日) にほんブログ村
コメント
菊の花も随分と進化してるんですね~
可愛いけど
もう既に菊じゃないみたい 笑
ちびた>hisamiさん
菊もいろいろな品種がありますね。
長年愛された花だけあります。
菊の花も品評会に合わせて咲き始めているんでしょうか。
萬燈會、11月23日一日だけしか行われないそうですね。
見に行ったことがありませんがきれいでしょうね。
もみじの紅葉はもう少し先のようですね。
ちびた>西やんさん
今日行って来ました。菊の花はしっかり咲いていましたがやはり出品数が少なかったです。
萬燈会はロウソクの炎が幻想的です。
吉祥草って初めて聴きましたが常緑多年草なのですね。勉強になります。11月は安定した爽やかな快晴が続き1年で最も快適な季節なのかもしれません。昼間は小春日和、この気持ちいい季節を大いに楽しんでいきたいものですね。
ちびた>ローリングウエストさん
吉祥草は吉事があると咲く縁起の良い花です。
このところ週末が晴れてくれてありがたいです。