散歩道に咲くヤブカンゾウ(藪萱草)、ユリ科。
ヤブカンゾウは畑のそばでたくさん咲いている八重咲の花。華やかに見える八重咲にしては、どこか素朴な感じがするのがこの花のいいところ。田んぼのあぜ道で咲いているヤブカンゾウを毎年楽しみにしていたんだけど、今年は咲く前にあぜ道の草刈りが行われてしまった・・・ 花が1日限りで終わると考えられていたことから、別名がワスレグサ(萱草)、実際は1日で終わることはない。古くから親しまれている花。和歌では夏の季語になっていて、万葉集にもこの花を詠んだ歌がある。
ここからは春に高幡不動尊の露店で買った球根を庭に植えて咲いたユリ。これはピンクカサブランカとして売られていたけど、たぶんマレロという品種。
これはイエローカサブランカとして売られていたけど、コンカドールだね。コンカドールは、昭和記念公園でもこの時期には咲いている。
一番期待していたカサブランカは、最初のつぼみが小さくて発育不良気味だったけど、上の2種から少し遅れて咲いた。しかも後ろ向きのつぼみが咲いた。写真が撮りづらい・・・なんとか撮ったけど、今一つ。
これらのユリはオリエンタルハイブリッドと呼ばれる園芸品種。大輪でいい香りがするユリの品種で、日本原産のヤマユリや鹿の子ユリ、タモトユリ、サクユリなどが交配されている。ヤマユリの花びらにある、つぶつぶがしっかりと残っているのがその証。来年の夏もきれいに咲いてほしい。
撮影 2021年7月 にほんブログ村
コメント
百合は存在感ある花ですよね
高貴な感じがするし
家に飾ってると良い香りがして
好きな花です
ちびた>hisamiさん
ユリの中でもカサブランカがダントツに存在感があって好きです。
いい香りがしますね、最高です。
大輪のユリはいいですね。
ハイブリット系らしく、甘い香りが
楽しめるのもいいですね。
ちびた>凪々さん
梅雨時ですが玄関先でカサブランカが咲いているだけで気分がいいです。
日本原産のヤマユリがベースなのが誇らしいです。