8月最初の週末の昭和記念公園。盛夏の昭和記念公園と言えばやはり「ひまわり」
今年のひまわりはみんなの原っぱ東花畑で見ることができる。私が知る限りひまわりはみんなの原っぱ西花畑に植えられることが多く、東花畑で見るのは初めてのような気がする。
このひまわりはハイブリッドサンフラワーと呼ばれる品種で開花時の草丈は1.5m前後、花径30cmにもなる大輪花で、耐倒伏性に強い景観形成作物。このひまわりは景観形成だけでなく緑肥としても利用されるそうで、花のあとはそのまますき込むことで、この東花畑の肥料となり土壌の地力を回復させる役割もあるのだろう。
ひまわりの背後には夏らしい雲が出ていた。ハイブリッドと呼ばれる理由は異なる遺伝的背景を持つ親植物同士を交配して作られた品種、農業や園芸の分野でよく使われる育種技術なんだそうだ。
ハイブリッド種は通常「F1品種」と呼ばれ、一代限りで最も優れた性質を発揮し、さらにF1の種を世代に使うと性質がばらつくため、通常は毎年新しい種子を購入する必要あるらしい。F1品種と言えども種はできるので花の蜜が虫を呼び寄せるようだ。
ちいさな見晴らし台があって、そこから見たみんなの原っぱ東花畑。この日はまだ見頃少し前で手前の方のひまわりには蕾がたくさんある。
この日(8月2日)は奥の桜の園の手前あたりは見頃になっているが、全体としては8月4日から1週間が見頃になるそうだ。
普通ひまわりの写真はみんな揃ってこちらを向いている写真が多い。たまにはみんな揃って後ろを向いた写真でも。この日も相変わらずの猛暑で昭和記念公園は人が少なく駐車場もガラガラ。
レインボープールが閉鎖された真夏の昭和記念公園は、子どもたちの賑やかな声を聞くことができず、ひたすら暑くとても静寂な所になってしまっているが、駐車場の心配をしなくて良くなったことがせめてもの幸い。
昭和記念公園(Vol.597) (撮影 2025年8月2日)
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