一年を通じていつも何かが楽しめる京王百草園。
1月はスイセンとロウバイ、そして早咲の梅が楽しめる
スイセンが咲いている場所は決して広くはないんだけど、なんだか肩寄せ合って一生懸命咲いている感じのスイセンの花の姿を見ることが出来る
今一番見頃なのはこのロウバイ。
園内に入るとこのロウバイのほのかに甘い香りが漂っている。別の場所でこの香りがしてもこの京王百草園を思い出す
逆光気味でみると花の中に明かりが灯っているように見える、これがロウバイの好きな姿
京王百草園と言えばやはり梅
毎年2~3月に開催される梅まつりは、この京王百草園が一番賑わう催し物
いまはまだ早咲の梅がちらほら咲いている段階。本格的に梅が楽しめるのはもう少し先だ
おっと、この寒い時期にアヤメが
なんだか季節はずれに思えてしまう、カンザキアヤメ(寒咲き菖蒲)。地中海原産のれっきとしたアヤメ科の花。地中海沿岸は冬に温暖だというけど、今年の日本の冬はかなり寒いよ
白や桃色、黄色の花が多いこの時期に青い花はちょっと貴重な存在かもね。
受付の方に場所を教えてもらった霜柱。この霜柱は地中の水分が毛細管現象によって地表にしみ出して柱状に凍結した、いわゆる霜柱ではなく、シソ科の霜柱という植物(別名 雪寄草)の枯れた茎の根元に出来た氷の結晶。
シモバシラの根は冬に茎が枯れたあともずっと活動を続けていて、水を吸い上げて茎の方まで送り続ける。その水が気象条件が揃った時にだけこのように柱状の氷の結晶のように凍るもの
私がこれを撮った時はもうほとんど溶けてしまって、普通の氷柱と変わらない感じになってしまっているが、受付の方が朝一番に撮った写真はもっと真っ白できれいな氷の芸術品だった
真冬の高尾山で見ることができるというのは聞いていたけど、京王百草園で霜柱を見るとができるなんて、ちょっと感激
ちなみに枯れる前の花が咲いているシモバシラは秋の昭和記念公園で見ている。その時の写真は2010年10月の「昭和記念公園 初秋の様子」にある
今回は久しぶりに花の写真がたくさんの記事になった