この週末はいつ雨が降ってもいいぐらいのどんより曇り空の東京多摩地区、しかも寒い・・・
高幡不動尊の境内は参拝者もまばら。
奥殿横のミツマタが満開、その周辺がちょっと明るく感じるぐらいの咲き具合。
この写真ではちょっとわかり辛いけど、ミツマタはその名前の由来になっているように、
枝が3本ずつ分岐する。
変わった形の花で、中心部分は蜂の巣のようだ。
そしてミツマタは、あの春のいい香りがする沈丁花と同じジンチョウゲ科。
その沈丁花(ジンチョウゲ)は、ミツマタが咲いている隣にある文永の板碑の横で咲いている。
まだ咲き始めなのか、いい香りがしない・・・
大日堂の大玄関前のボケ、蕾が膨らんできている。
大きなトゲが見えるが、ボケがバラ科である証拠。桜も梅もバラ科だけどね。
これも春になると高幡不動尊で良く見かける花。馬酔木(アセビ)、ツツジ科。
花は同じツツジ科のドウダンツツジそっくり。
六地蔵さんの横や、山内のお地蔵さんのそばなど、いろいろなところで咲いている。
馬酔木は枝葉に有毒成分を含むため、馬が食べると酔ってふらつくことからついた名前。