春の足音が遠くから少しだけ聞こえてきそうな週末となった東京多摩地区。
特に日曜日は天気も良く暖かい春の陽射しが眩しいぐらいだった。
アセビ(馬酔木)、ツツジ科。薄紅色の花もある。
五重塔の横の山で咲いている、日野市指定天然記念物のさんしゅゆ。いままで「さんしゅ」と書いていたが「さんしゅゆ」だった(汗)
回りにもたくさん木があるからわかりづらいけど、かなり大きな木、樹齢約200年とかかれている。
たぶん10mぐらいの高さの木になっているので小さな花のアップが撮れない。
これは上の天然記念物のさんしゅゆとはまた別の木だけど、まさに別名の通りハルコガネバナ(春黄金花)という感じで咲いている。
この木があるとあたりがパッと明るくなる。
大日堂横で咲き始めた、ヒュウガミズキ(日向水木)、マンサク科。
名前の日向の由来は宮崎(日向)に多く植栽されたいた説と明智日向守光秀の所領だった丹波地方に多く植栽されていたという説があるそうだ。
そしてこれは大師堂横で咲き始めた、トサミズキ(土佐水木)、マンサク科。名前の土佐の由来は土佐近辺に自生していたからだそうだ。
トサミズキはヒュウガミズキより一回り大きくおしべが茶色。次回はもっとわかりやすく写真を撮ろう・・・(汗)
いままで境内でがんばって咲いてきたサザンカとやっと交代だね。
これはヒイラギナンテン(柊南天)、メギ科。ヒイラギに似たトゲのある葉っぱだけど花はヒイラギには似ていない。でもナンテンの花に似ているわけでもないようだ。
今回は黄色の花がたくさん並んだけど、この日は白色やピンク色の花(桜と梅)も咲いていたのでそれはまた別の記事で。