沖縄旅行(その4)8月2日午前中に回ったナーラの滝と水落の滝の続き。
2つの滝を巡ったあと、近くの船浮港に入ってちょっと休憩。
陸路がないこの船浮の集落に来るためには白浜港からの1日3~4便の定期船を利用することになる。港の設備は最近整備されたのだろうか、なかなかきれいだった。
船浮周辺の案内図があった。この地図であらためて、自分たちがいま通ってきた場所を再確認。西表島の西の端の方にいるんだなぁ。
この船浮の人口は約50人。天然の良港であるため古くから集落が形成され戦時中は日本軍の要塞があったそうだが、現在では真珠の養殖場と観光の集落。
もしここで生まれ育っていたら、いまの自分はどうなっていたんだろうなんて非現実的なことを考えてしまう。
正面に見える白い浜がイダの浜。さきほどの船浮の集落から山道を20分ほど歩くと到着できるらしい。
イダの浜には人がいたが、すぐ右隣のイダの浜より狭い浜には誰もいなかったので、そちらの方へ上陸。
この浜唯一の日陰、この木の下でお弁当を食べる。
こんな景色をみながら・・・
まさに楽園
遠くに見えるのが外離島。学生時代にこの外離島と隣の内離島周辺でスキューバダイビングをしたことがあるが、その時も確か無人の浜に上陸して昼を食べた。写真も何も残っていないかすかなに残る記憶だけの世界。
足もとを見ると、サンゴのかけらとヤドカリがいっぱい。
アダンの実、タコノキ科。実は食用に適さないが丈夫な葉はカゴなどを編む材料とされるそうだ。
アダンの実はヤシガニの大好物なんだそうだ。きっとこの浜に夜来るとヤシガニを見ることができるのだろう。
黒島で夜の海岸を歩いていると、ヤシガニがはさみをあげて待ち構えてドキッとしたことがある。それに気がつかずに近づくと大変なことになるそうだ
無人の浜で1時間ほど休憩して、イダの浜の前のシュノーケリングポイントへ。
ここはテーブル珊瑚がきれいに見えた。
少し流れがあるものの危なくないポイント。比較的浅くかったこともあり少し濁り気味かな。
イソギンチャクとニモ(カクレクマノミ)を探したんだけど見つからず。
シュノーケリングが終わったあと、このボートに這い上がるのがすごく大変
ここで1時間ほどシュノーケリングしたあとは出港した祖納港へ一直線。
途中、右手に白く見える場所が船浮港のあたり。
祖納港着が15時30分。ホテルには16時30分すぎに戻ってきた。
この大満足のツアーは西表島南見風ぱぴよんのホームページ(⇒ここ)から予約ができる。メールでの対応もいいので、お勧めです
写真で見てもわかるが、この日は台風の影響がまったくない感じ
夕方、祖納港到着前には台風からのうねりが少し出てきた。でもガイドさんとしては予想していたほどのうねりではないとのこと。ひょっとして明日3日も予定通り西表島で遊べるか?
上がこのツアーに出かける朝に見た台風の進路予想図、しっかり沖縄に向かって進路変更してきている。
3日3時の位置ならばまだ影響はないかな、でも帰る予定の4日は沖縄本島にかなり接近しそう。さてどうしようか・・・ホテルに戻って検討