京王百草園で開催されているつるし雛まつりを見に散歩に行って見た。
前の週に降った雪がまだたくさん残る園内。
でも会場となっている茶室は華やかな雰囲気。
つるし雛は江戸時代に、高価なひな人形を飾ることができない庶民の家で、少しずつ小さな人形をつくって、つるし雛飾りにしたことが始まりなんだそうだ。
つるし雛飾りは静岡県稲取「雛のつるし飾り」、福岡県柳川「さげもん」、山形県酒田「傘福」などが有名。
隣の部屋には鎧兜が飾ってあった。
いろいろな人形(細工物)が飾られているが、この1つ1つに全部意味があり願いが込められているそうだ。
これは俵ネズミ。大黒様の使いといわれ金運に恵まれるというネズミと、五穀豊穣をあらわし食に困らないようにという願いを込めた「俵」の組み合わせ。
日本女性の美しさをあらわす椿の花は、優雅で美しい女性に育つよう願いが込められている。
丸い鞠(まり)は、丸々と円満にはずむ心豊かな暮らしができるような願いが込められている。
ふくろうは「不苦労」と書いて苦労を免れるといわれる。
梅にウグイス。ウグイスは春を知らせる縁起のよい鳥。鳴き声を聞くと幸運が訪れるといいます。
意味や願いはわからないけど、かわいいお地蔵さん。
だんだんつるし雛飾りではなくなってきた・・・
これは節分だね。雛飾りよりも1ヶ月早い(笑)。
これもよくわからないけど、花かな?
時計の時刻のところが干支の飾りになっている。これはいい!
子の刻は0時、寅の刻が4時だから、ちょっとズレているけど、そんなの関係なく欲しい。
京王百草園は梅まつりも開催中。梅はこの日でだいたい5分咲。
園内の梅の様子はまた別の記事で。
京王百草園のつるし雛まつりは2月19日(水)から3月2日(日)まで、梅まつりは2月8日(土)から3月16日(日)まで。
(撮影 2014年2月22日)