昭和記念公園の年末の風景。
先日までイルミネーションで飾られていたカナールに、この日はお正月らしく大凧が飾られていた。
このところ多摩地区もかなり冷え込んでいて水の流れが緩い場所は凍ってしまっている。
北国の人にすれば笑える程度のことかもしれないけど(汗)
この日見たかったのがこの氷の結晶、シモバシラ。もうかなり小さくなってしまっている。
これはシモバシラというシソ科の多年草の植物が枯れた茎に出来た氷の結晶。
下の写真が夏に撮ったシモバシラの花。この現象が起きるのはこの花の茎の根元の部分。
シモバシラは地上に出ている部分は枯れているが、地中の根は活動していて地中の水を吸い上げて茎に送っている。
この氷の結晶は茎に吸い上げられた水分が茎の割れ目から出て外気に触れて凍り横に広がったもの。
この現象を繰り返すうちに茎の割れ目が徐々に広がっていくため、この氷の結晶はだんだんと小さくなってしまう。
この花はロウバイ(蝋梅)、ロウバイ科。これからの時期、散歩をしていると、どこからか甘い香りがしてくると、この花が咲いていたりする。
冬晴れの青空に黄色い花が映える。
名前の由来は蝋細工で出来た梅のような花。確かにロウのような素材感。
春はシャーレーポピー、秋はコスモスで埋まる花の丘。ただいま春に向けて準備中。
これはセツブンソウ(節分草)、キンポウゲ科。
この日は数輪だけ咲いていた、名前の通り節分の頃に咲く花だから、まだこれからだね。
次は高幡不動尊の年末の風景を・・・