恒例の梅まつりが終わって、訪れる人が少なくなっている京王百草園。
ミツバツツジ、ツツジ科など春の花がたくさん咲いている。
ミツバツツジは上写真のように枝先に3枚の葉を出すことが名前の由来。
リキュウバイ(利久梅)、バラ科。明治末期に日本に入ってきたようで、茶人の千利休とは関係ないそうだ。
ハナズオウ(花蘇芳)、マメ科。
ハナズオウの白花。白花はあまり見かけない。
ウンナンオウバイ(雲南黄梅)、モクセイ科。庭木でよく見かける。
ヤマブキソウ(山吹草)、ケシ科。ヤマブキ色でよく知られるヤマブキ(山吹)、バラ科に似ていることからついた名前。
ムスカリ、ユリ科。
このムスカリはちょっと紫色が薄い感じがするが、ムスカリにも何品種かあるようで、それぞれ色が若干違う。
ムラサキゴケ、ゴマノハグサ科。小さい花なのでよく見ないとわからないが、田んぼのあぜ道あたりではよく見かける花。
ムラサキゴケの白花、サキゴケ。
ウラシマソウ(浦島草)、サトイモ科。浦島太郎が釣り糸を垂れている姿に見立てた名前。確かにそんな感じに見える。
たくさん釣っている!
黄色いカタクリ、キバナカタクリ、ユリ科。北米原産で西洋カタクリ、エリスロニュームとも呼ばれる。
普通のカタクリより少し遅めに咲くが、今年少し早く咲いたようで、この日はもう見頃は過ぎていた。
花はカタクリと同じだけど、葉が少し違う感じがする。
これから5月にかけての京王百草園は藤棚やボタン、シャクヤクがきれいになる時期。
特に藤棚の具合が一番気になる。